名作野球映画「がんばれ!ベアーズ」を久々に観る

1976年公開のアメリカ映画。
シリーズ化し日本上陸なんて作品まで作られた。

あらすじ

かつてメジャーのマイナーに所属していたモリス(ウォルター・マッソー)。
オープン戦では伝説の選手、テッド・ウイリアムスを三振に打ち取ったとか。

しかし、球団とごたごたを起こした彼はあっさりクビに。
その後は酒におぼれ、プールの清掃でどうにか暮らしていた。

そんな彼に少年野球チームのコーチの声がかかる。
ところが、これがどうしようもなく弱いチーム。

リーグ戦最初の試合は最強の「ヤンキース」。
点差は1回の表でなんと26対0。
モリスはそれ以上試合を続ける気になれなかった。

この惨敗を見てオーナーはチーム解散を考えるが
モリスはかえって闘志を掻き立てられ、その日から鬼コーチに。

補強に乗り出しまず昔のガールフレンドの娘、
アマンダ(テイタム・オニール)をチームに迎え入れる。

アマンダには昔ピッチングの手ほどきをしていたのだ。
他にも街で不良をしていたケリーをスカウト。

投打の柱を得たベアーズは大変身を遂げ、
向かうところ敵なしの快進撃でリーグ戦の順位を上げていく。

そして優勝をかけて再びヤンキースと戦うことに――という話。


感想

少年野球を題材にした画期的な野球映画。
後に多くの亜流を生み出した元祖といえる。

脚本を書いたのはバート・ランカスターの息子、ビル・ランカスター。
監督はマイケル・リッチーと若手スタッフが作った瑞々しさにあふれている。

ウォルター・マッソーのくたびれた感じが最高で
「いたねえ、少年野球の監督にこういう人」と共感する。

草野球的なローカル・リーグを舞台にしたのもよかった。
これがリトル・リーグでバリバリ野球やってますって感じだったら
またニュアンスが全然違ったものになっただろうし。

今となってはなんでしょうな、
子供より大人に見せて接し方とか心の動きとか
勉強せえよっていう映画かもしれんわねえ。

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