刑事コロンボ9「パイルD-3の壁」を久々に観る

1972年製作のシリーズ第9弾。

あらすじ

実業界の大物ウィリアムソンの前妻ゴールディから
夫が失踪したとの連絡が警察に入る。
なんで前妻からそんな電話がという話なのだが、
無視するわけにもいかずコロンボが調査に行くことに。
ところが間違えて現在の妻ジェニファーを訪ねてしまう。

ジェニファーはいつもふらっと旅に行くからと取り合わない。
しかしゴールディは別れた相手とはいえ、
旅に出る時は電話があるのに今回はかかってこないと譲らない。

コロンボはウィリアムソンが出資していた
建築家マーカムに目をつけるが死体が見つからない。
そこで一計を案じるのだが――という話。


感想

ピーター・フォークが自ら監督もした珍しい作品。
シリーズ全体でいえば中の上という感じの出来栄え。
実際に作業中の建築現場が舞台なのだが、
ようこんなとこでずっと撮影しとるなあと思ってしまう。

その後監督をすることはなかったのは
やっぱり監督と主演両方するのは相当しんどいんやろねえ。

意地が悪いけどどこか優雅な感じもする犯人役の
パトリック・オニールがなかなかいい感じ。
「沈黙の戦艦」にも出てましたわな。

ラストでコロンボが葉巻を捨てるシーンも印象的。
まとまってるし、もっと評価されてもいいエピソードなんだけど。

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