小松左京原作・さいとうたかを「日本沈没」を読む

1995年出版の講談社漫画文庫版。全3回。
もともとは原作が出た当時、週刊チャンピオンに連載されたもの。
原作はもちろん小松左京。第1回の巻末には原作者のあとがきがある。
「阪神大震災に遭遇して」との内容。

あらすじ

19××年7月26日に起きた伊豆天城山の噴火。
相模湾南西部を震源とした地震が原因だったが、
この背景には恐ろしい真実が隠されていた。

地震予知が不可能とされる中、
異端児の学者・田所博士は警鐘を鳴らす。

やがて京都を大地震が襲い、日本列島は大噴火の恐怖に。
田所博士を始め極秘裏に集められたメンバーは奮闘するが、
それをあざ笑うかのように富士火山帯がいっせいに火を噴き、
群発地震が各地で続発する事態に。

日本列島が断末魔の叫びをあげる中、
日本人の運命は如何に――という話。


感想

起きた時には不安がるが、時が経つと忘れがちな地震。
そうでなければやっていけないと言ってしまえばそれまでなのだが。

映画・テレビドラマ、漫画、ラジオドラマになり
原作は空前のベストセラーとなって今なおその名を残す「日本沈没」。
原作はまだ読んだことないんだよねえ。一度読んでみんとね。

阪神大震災の時は自分も学生ボランティア行ったけど。
ちょうど試験中だったんだよねえ。
なんか揺れてるなと思ってそのまま寝てて
テレビ付けたらなんじゃこりゃ状態だった。

いや、そこまで思わんかったかな。火事か、ぐらいで最初。
当然試験は中止。でも次の日からあったよな。
被害にあってないのにズル休みして試験受けるやつとかね。
ああいう時、人間性が出ますな。

こうなると日本のどこに住めばいいのやら。
というよりいかに生きて行くかその覚悟はしとかなあかんのでしょうな。

体力つけとかなあきませんな。やっぱり人間体力だ。
3巻の最後には地震への備えがイラスト入りで紹介されている。
とりあえずリュックのチェックしよ。

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