伝説のハードアクション・大藪春彦「女豹の掟」を久々に読む

1989年初出の作品。女豹シリーズの第2作目。
女殺し屋小島恵美子、通称エミーの活躍を描く。

女豹の掟 (光文社文庫)
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あらすじと感想

身長167cm、体重50kg。B98・W58・H94。峰不二子かあんたは。

このエミーが暴れまくる話。
任務は来日する韓国大統領の暗殺を狙う
北朝鮮のテロリスト5人を探しだし抹殺すること。

目的のためには脅迫・拷問・殺戮の嵐。
政府与党の幹事長もためらうことなく銃殺。

たまったもんではない。

テロリストを一人一人仲間の居所を吐かせていく。
サディスティックバイオレンスSM女、それがエミー。

ここまで来るとむちゃくちゃすぎて面白い。
しかしまあ、日本のあらゆるところにスパイがおんのね。

さすがスパイ天国日本。

著者が作り上げたハードボイルドヒーロー、伊達邦彦も登場する。

前作「非情の女豹」でエミーを女にした男。相変わらず渋い。

殺人のオンパレードなのだが、
著者いわく堕ちた殺しは描いていないとのこと。

そこには「怒り」と「野望」と「熱さ」があるという。

まあ確かに伊達邦彦の「野獣死すべし」はそういう感じしたけどねえ。

もしくは「蘇える金狼」の朝倉とか。

他のシリーズは単なるアクションとしてしか受け止めない人も多いかも。
でも、最初に読んだときから女豹シリーズ好き。理屈抜きに面白いから。

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