冒険活劇小説・深町秋生「バッドカンパニー」を読む

2016年出版の短編集。
「レット・イット・ブリード」「デッド・オア・アライブ」「チープスリル」
「ファミリーアフェア」「ダメージ・インク」「イーブル・ウーマン」
「ランブリン・ギャンブリン・マン」の計7編を収録。

あらすじ

美人社長・野宮綾子が率いる人材派遣会社「NAS」。
ここには元警官から元自衛官まで命知らずの男が勢ぞろい。

ヤクザの用心棒だろうがテロリストの捕獲だろうが何でもござれ。
金さえつまれりゃ何でもやってのける特攻野郎Aチームのような存在。

しかし、その内実はと言えば綾子に弱みを握られてるから
やらざるを得ない状況に追い込まれているわけで。

綾子の無茶ぶりにひたすら耐えながら
今日も社員たちは大暴れを続けていく――という話。


感想

いやはや面白い。なんたってキャラがいい。
メイン登場人物は綾子の他、社員の有道と柴。

ぶつくさ文句を言いまくりながら仕事をこなす有道の姿は、
まるで「傷だらけの天使」のショーケンのようだ。

こういうの連ドラ化すりゃいいのにねえ。

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