フリーライター Sakamoto Norio ブログ
1970年公開の日活映画。配給はダイニチ映配。監督は石井輝男、主演は梶芽衣子。ホキ徳田、佐藤充、加藤嘉、安部徹、内田良平などそれなりに濃いメンバーが出演。あらすじ郷田組に殴り込みをかけた立花明美(梶芽衣子)。少ない人数でようやるもんだと思うのだが、組長の郷田を斬ったつもりが組長の妹の目を斬ってしまう。めっちゃ噴き出る血を黒猫が舐めるのを見た明美は刑務所に入ってからも黒猫の夢にうなされることに。お願
>>続きを読む
2011年公開のイギリス映画。「鉄の女」と呼ばれた首相マーガレット・サッチャーの伝記物語。主演のメリル・ストリーブが第84回アカデミー賞主演女優賞を獲得。あらすじ1979年に欧米で初の女性首相となったサッチャー。改革を断行した姿勢から「鉄の女」と呼ばれた彼女も、首相の座を降りて年老いてからは認知症に悩まされていた。すでに亡くなっている夫、デニスと会話しながらサッチャーはこれまでの自分の歴史を振り返
>>続きを読む
1978年東芝日曜劇場で放送。原作は松本清張の「顔」。主演は大空真弓。渡瀬恒彦、織本順吉、垂水悟郎、三上真一郎などが出演。あらすじ舞台は北九州。蕎麦屋で働いていた良枝(大空真弓)は大手会社のサラリーマン・竜夫(三上真一郎)と恋仲に。妊娠を報告すると竜夫は今度東京に転勤するから夫婦になろうと告げる。婚前旅行で熱海に行くも、良枝は崖の上から竜夫に突き落とされそうに。ところが、崖から落ちたのは竜夫の方。
>>続きを読む
1984年出版の女検視官・江夏冬子シリーズ第2弾。1985年に火曜サスペンス劇場でテレビドラマ化。タイトルは「京都慕情殺人事件」。主演は水沢アキだった。長門裕之、夏樹陽子、中山仁、中村竹弥など出演陣は結構好み。あらすじ東大医学部を出て警察畑へ進み、京都府警に赴任してきた江夏冬子。忙しい日々の中、やっと手が空いたので時代祭を見物に。友人の白川由美子を待っていたが姿がない。そんな時、紫式部に扮していた
>>続きを読む
1943年製作のアメリカ映画。戦後日本で初めて公開されたヒッチコック映画らしい。主演はジョゼフ・コットン&テレサ・ライト。あらすじ退屈な我が家に飽き飽きしている思春期ですか状態のチャーリー(テレサ・ライト)。大好きな叔父・チャーリー(ジョゼフ・コットン)に来てもらおうと電報を打ちに行くが、そんなことせんでも以心伝心、来るんだなチャーリーが。ところが、大好きだったはずの叔父のチャーリーは未亡人連続殺
>>続きを読む
1954年のアメリカ映画。ヒッチコック監督55歳の時の作品。主演はジェームズ・スチュアートとグレース・ケリー。原作はコーネル・ウールリッチだったのね。後のサスペンスドラマに数々の影響を与えた名作。あらすじ舞台はニューヨーク、グリニッチ・ヴィレッジ。その一角にあるアパートの一室で暮らしているジェフ(ジェームズ・スチュアート)。ジェフは報道カメラマンで取材中の事故で車椅子生活中。退屈しのぎに望遠カメラ
>>続きを読む
1979年公開の東映映画。監督は斉藤光正、脚本は野上龍雄。主演は西田敏行。宮内淳、斉藤とも子などが出演。あらすじ宝石店「天銀堂」で従業員が毒殺される事件が発生。容疑者として取り調べを受けたのは椿英輔元子爵(仲谷昇)。没落したとはいえ由緒正しき家柄の元子爵は「父はこれ以上の屈辱に耐えていくことができない。ああ、悪魔が来りて笛を吹く」という謎の遺書を残して失踪。子爵の娘・美禰子(斉藤とも子)は金田一耕
>>続きを読む
1971年公開の緋牡丹博徒シリーズ第7弾。監督は加藤泰、主演はもちろん藤純子。鶴田浩二、若山富三郎、待田京介、河津清三郎などおなじみの皆さん。あらすじ舞台は明治末期の上州。矢野竜子(藤純子)は賭場のいかさまを巡ってピンチになるが、結城組の結城菊太郎(鶴田浩二)に助けられる。その頃、熊谷で軍部の兵器工場が原因の公害が発生。菊太郎は被害を受けた農民たちを助けるため奔走。ところが、毎度おなじみ工場の利権
>>続きを読む
1970年公開の緋牡丹博徒シリーズ第6弾。監督は加藤泰、主演はもちろん藤純子。菅原文太、若山富三郎、安部徹に天津敏、名和宏とメンツが揃っている。あらすじ以前関わりのあったニセお竜の娘・お君を訪ね歩くお竜(藤純子)。ようやく探し出したお君は浅草でスリになっていた。涙の再会を果たした二人だが、暗雲が立ち込めているのは言うまでもない。浅草六区の芝居小屋を仕切っているのは鉄砲久(嵐寛寿郎)だったが、その利
>>続きを読む
1970年6月公開の東映映画。女性版不良番長シリーズ第1弾として製作された。主演は大原麗子、夏純子、市地洋子。片山由美子、渡瀬恒彦、小池朝雄に金子信雄。ザ・東映ですな。さらに和田アキ子、ピーターなども出演。あらすじ舞台は1970年万博に沸き返る大阪。万博会場を闊歩して色気で稼ぐズベ公三人組。美奈(大原麗子)、サチ子(夏純子)、ハツエ(市地洋子)。なぜだか2人だけ異常に古臭い名前だが、そんなことはい
>>続きを読む