フリーライター Sakamoto Norio ブログ

西村京太郎127「ひかり62号の殺意」を読む

1987年出版の作品。映像化はアイデアの一部がミックスされたことはあるが基本なし。あらすじ銀座の宝石店から2億5千万相当の装飾品が盗まれた。岡山で容疑者が捕まり、亀井刑事と西本刑事が護送の担当に。ところが「ひかり62号」車内で銃声が。亀井が駆けつけると西本と容疑者が撃たれ瀕死の状況。容疑者は最後に「ギンコウ」とダイイングメッセージ。西本刑事も重体のまま救急車で運ばれていく。捜査の結果、主犯格として
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西村京太郎212「尾道・倉敷殺人ルート」を読む

1993年出版の作品。1998年にTBSで映像化。あらすじ十津川警部の部下・日下刑事の両親が乗る尾道・倉敷行きの観光バスが行方不明になった。観光会社に押し掛けた日下刑事だが埒が明かない。姉夫婦が同じ観光バスに乗っているという女子大生、小川麻美とともに倉敷へ向かう。倉敷についた日下刑事に十津川警部から連絡が。観光バスの身代金として1億円相当の宝石が要求されたとのこと。まんまと犯人にしてやられた捜査陣
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テレビ時代劇「大岡越前 第5部」を久々に観る

1978年に放送されたシリーズ第5弾。全26話。三次役は松山英太郎ではなく弟の松山省二。和田浩治演じる風間駿介の登場、お花が遠藤真理子に変わるなどが特徴。あらすじと感想主な登場人物は次の通り。大岡忠相→加藤剛  雪絵→宇津宮雅代榊原伊織→竹脇無我風間駿介→和田浩治村上源次郎→大坂志郎  辰三→高橋元太郎大岡忠高→片岡千恵蔵   妙→加藤治子猿の三次→松山政路  お花→遠藤真理子徳川吉宗→山口崇高坂
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西村京太郎222「萩・津和野に消えた女」を読む

1994年出版の作品。同年にTBSでテレビドラマ化。あらすじ「あいつを殺しに行ってきます」と置手紙を残し失踪した女、木下由美子。家族から相談を受けた十津川警部たちは対象を由美子の恋人、白井と予測するがその白井も失踪。そして数日後、萩で白井の撲殺体が発見される。次いで津和野で由美子の服毒死体が発見される。白井を殺して由美子は自殺したという形で捜査は終了しようとしていたが十津川警部は腑に落ちない。違う
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横溝正史シリーズ「獄門島」を久々に観る

1977年の夏に放送されたシリーズ第5弾。日本ミステリ界に燦然と輝くこの名作はこれまでに映画2本、テレビドラマ5本が製作されている。あらすじと感想内容は超有名なので省くとして。この作品の配役は次の通り。金田一耕助――古谷一行   早苗――島村佳江 磯川警部――有島一郎   了然――中村翫右衛門 荒木村長――河原崎国太郎。松山英太郎・政路兄弟のおとっつあん。   幸庵――金子信雄   月代――梶原恵
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ドラマ原作・西村京太郎347「熱海・湯河原殺人事件」を読む

2003年出版の作品。2012年にTBSでテレビドラマ化。あらすじ殺人罪で6年の刑期を終え出所した小早川。熱海・湯河原の町で知られた悪だった彼の帰郷に眉をひそめる者、古傷を探られないかビクビクする者続出。平穏な温泉街に緊張が走る。小早川は奥湯河原の高級旅館に逗留。芸者の小雪に同じく芸者だった雪乃が死んだことを告げられる。かつて自分が住んでいた部屋を訪れ、雑誌記者の立花亜矢と知り合う小早川。小早川は
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西村京太郎191「越後・会津殺人ルート」を読む

1992年出版の作品。1999年にTBS、2014年に土曜ワイド劇場でドラマ化。あらすじ井の頭公園で若い女性の刺殺体が発見された。彼女の所持品の中に、十津川警部の名刺があった。特急の切符があったため、十津川は周囲を説得し単身浅草発の東武特急に乗り込む。すると女性の声で「会津若松から喜多方、新潟へまわれ」との指示が。言われた通りに動く十津川の前に謎のカメラマンの女性が現れる。警戒する十津川だが、彼女
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西村京太郎413「日光・鬼怒川殺人ルート」を読む

2007年出版の作品。2008年土曜ワイド劇場で映像化。あらすじ東武浅草駅構内のコインロッカーから発見された謎の骨壺。俗名が書かれた位牌と列車の名前が書かれた殺人予告が入っていた。十津川警部と亀井は対策を協議し、予告日の特急列車を監視するも犯行は行われた。殺害されたのは有名なミュージシャンでありデザイナーでもある男。胸のポケットには藤村操の遺書の一部が。続いて上野駅のコインロッカーから同様のものが
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内田康夫「志摩半島殺人事件」を読む

1988年初出の作品。2001年にTBSで、2012年にフジで映像化。あらすじ山崎豊子の「華麗なる一族」、映画「潮騒」の舞台になるなど風光明媚な志摩半島。ところが、そこで男の他殺体が浮かぶ。被害者は元極道で自らの刑務所体験を書きベストセラー作家となった袴田啓二郎。警察はかつての黒い交際が遠因とみて捜査を開始するが犯人の目星はつかない。その頃、海女の取材で現地を訪れていた浅見光彦も事件を知り調査を始
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テレビ時代劇「大岡越前第2部」を久々に観る

1971年放送の第2部。全28話。この第2部の第2話から松山英太郎演じる猿(ましら)の三次がレギュラーになり、長く活躍することになる。あらすじと感想レギュラー陣は次の通り。大岡忠相→加藤剛  雪絵→宇津宮雅代榊原伊織→竹脇無我  千春→土田早苗村上源次郎→大坂志郎  辰三→高橋元太郎大岡忠高→片岡千恵蔵   妙→加藤治子その他、天知茂、里見浩太朗、山口崇、中村竹弥、志村喬、武原英子、松山英太郎、望
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