山本薩夫監督・市川雷蔵主演映画「忍びの者」を久々に観る

1962年公開の大映映画。それまでどちらかといえばキワモノ映画だった「忍術映画」の流れを変えた画期的な作品。その後の忍者映画流行の先駆けとなり大ヒットした。あらすじ時は戦国末期。伊賀の国にいる石川五右衛門(市川雷蔵)は百地三太夫(伊藤雄之助)の配下の忍び。位的には最下層だった。その頃、天下を狙う織田信長(城健三朗=若山富三郎)は宗門の掃討を続けていた。それに対して三太夫は配下に信長暗殺を指示。さら
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伝説のカルト映画「戦後猟奇犯罪史」を観る

1976年公開の東映映画。「ウィークエンダー」のパクリとしか思えない出だしで悲惨な事件が紹介されていく。もちろん語り手は泉ピン子。まずリポーター泉ピン子が紹介する事件とは……舞台は福岡県行橋市。髭を剃られながら西本(室田日出男)は理髪店の女店主のケツを触りまくる。しかし、これが結構な代償となってしまう。女店主に借金を申し込まれたのだ。さあどうしよとなり、結局強盗殺人。血まみれのお金を彼女に渡す西本
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テレビ時代劇「大岡越前 第5部」を久々に観る

1978年に放送されたシリーズ第5弾。全26話。三次役は松山英太郎ではなく弟の松山省二。和田浩治演じる風間駿介の登場、お花が遠藤真理子に変わるなどが特徴。あらすじと感想主な登場人物は次の通り。大岡忠相→加藤剛  雪絵→宇津宮雅代榊原伊織→竹脇無我風間駿介→和田浩治村上源次郎→大坂志郎  辰三→高橋元太郎大岡忠高→片岡千恵蔵   妙→加藤治子猿の三次→松山政路  お花→遠藤真理子徳川吉宗→山口崇高坂
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横溝正史シリーズ「獄門島」を久々に観る

1977年の夏に放送されたシリーズ第5弾。日本ミステリ界に燦然と輝くこの名作はこれまでに映画2本、テレビドラマ5本が製作されている。あらすじと感想内容は超有名なので省くとして。この作品の配役は次の通り。金田一耕助――古谷一行   早苗――島村佳江 磯川警部――有島一郎   了然――中村翫右衛門 荒木村長――河原崎国太郎。松山英太郎・政路兄弟のおとっつあん。   幸庵――金子信雄   月代――梶原恵
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テレビ時代劇「大岡越前第2部」を久々に観る

1971年放送の第2部。全28話。この第2部の第2話から松山英太郎演じる猿(ましら)の三次がレギュラーになり、長く活躍することになる。あらすじと感想レギュラー陣は次の通り。大岡忠相→加藤剛  雪絵→宇津宮雅代榊原伊織→竹脇無我  千春→土田早苗村上源次郎→大坂志郎  辰三→高橋元太郎大岡忠高→片岡千恵蔵   妙→加藤治子その他、天知茂、里見浩太朗、山口崇、中村竹弥、志村喬、武原英子、松山英太郎、望
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小泉今日子主演大映ドラマ「少女に何が起ったか」を久々に観る

1985年にTBSで放送されてた大映ドラマ。息の長い活躍を続ける小泉今日子の初主演連続ドラマだった。あらすじと感想北海道の漁村で育ったキョンキョンが母親の死をきっかけに自分の出生の秘密を確かめるため上京する。それでまあ亡き父の娘であることを証明するため、迫害を受けまくりながらもピアニストを目指すお話。出演はキョンキョンの他、辰巳琢郎、賀来千香子、柳沢慎吾、辺見マリ、高木美保。さらに大映ドラマ御用達
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女番長シリーズ5・東映映画「女番長 感化院脱走」を観る

1973年公開の東映映画。出演は杉本美樹、渡瀬恒彦、金子信雄など。あらすじオープニングから杉本美樹が追いかけられてる。結局捕まるのだがなんせ脱走歴7回だったりする。叶優子とともに逆戻りする羽目になるのだが相変わらず顔が怖いぞ今井健二教官に「連帯責任じゃボケェ!」てなもんで生徒全員5日間メシ減らされる。そりゃ反感かいますわな。学院長・金子信雄と主任教官・室田日出男。まあいろんな役ようやるわ。もちろん
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伝説のアクション映画「0課の女 赤い手錠」を久々に観る

1974年公開の東映映画。原作は篠原とおるの「リイドコミック」連載劇画。あらすじと感想全編お色気ハードアクションって感じのお話。杉本美樹演じる女刑事・零はクールさ満点。冒頭から迷宮入りにされかけた友人殺しの犯人を罠にかけモーテルでぶち殺す。相手は変態外交官。なんとまあアナーキーな。せっかく上層部の意向でうやむやになりかけた事件を内容どうあれ解決した零は留置所にぶち込まれるがそこにはかつて零が捕まえ
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東映時代劇映画「赤穂浪士」(1961年版)を久々に観る

1961年公開の東映時代劇映画。東映創立10周年記念映画として製作された。配役は大石内蔵助……片岡千恵蔵 千坂兵部……市川右太衛門 堀田隼人……大友柳太朗吉良上野介……月形龍之介脇坂淡路守……中村錦之助堀部安兵衛……東千代之介浅野内匠頭……大川橋蔵   伝吉……中村賀津雄 大石主税……松方弘樹 上杉綱憲……里見浩太朗柳沢出羽守……柳永二郎など。ザ・ダイジェスト版忠臣蔵。驚くほど間がすっぽかされ一人
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伝説の刑事ドラマ「大都会 闘いの日々」を観る

1976年1月6日から毎週火曜日全31回放送。石原プロ製作ドラマ記念すべき第1号であるとともに渡哲也の闘病からの復帰第1作であった。あらすじと感想組織暴力を担当する捜査四課を扱ったのは当時としてはかなり珍しい。また、アクションでなく人間ドラマで勝負したのも斬新だった。さらに刑事とマスコミの関係を描くのも新鮮。当時、石原裕次郎42歳。渡哲也34歳。倉本聰41歳。社会が幼くなったと言われる今日と比べ当
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