名探偵ポワロ第18話「誘拐された総理大臣」を久々に観る

名探偵ポワロシリーズ第18弾。
原作は短編『首相誘拐事件』。

あらすじ

フランスに向かったはずの
イギリスの首相・マカダムが何者かに誘拐された。

首相はフランス行きの列車に乗る直前にも襲撃されたという。
政府高官から極秘の依頼を受けたポワロが動き出す。

ポワロは誘拐が起きたフランスに向かわず、
襲撃を受けた車や首相運転手・イーガンの調査に。

やきもきする政府高官やジャップ警部、
それにヘイスティングスを尻目にポワロは真相に近づいていく――という話。


感想

事件の背後にあるのがアイルランド自治という、
当時の国際情勢を反映させたお話。

このあたりがポワロの灰色の脳細胞や
主要キャラクターの面白さをさらに膨らませる
バックボーンというかお国柄的なプラスアルファがあるわけだけど、
その反面、背景がわからんかったら「なんのこっちゃ」ともなる。

結構、イギリスのやつって映像化作品だけでなく
ミステリなんかでも比喩が多かったり注釈が多かったりして
読みづらかったりするのは多い。

しかし、ちーとも首相は目立たんのだが(笑)
本作の面白いところは、服職人とのやり取り。
前回より大きくなってまっせと言われ、
「メジャーがおかしい」と言い切るところはさすがポワロ。

でも、ラストではきっちりオチがつく。
オレもオーダーメイドで服作れるようになりたいわな。

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