1968年のアメリカ映画。
スティーブ・マックイーンの刑事アクションの名作。
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あらすじと感想
なんといっても画期的なカーチェイスが見所。
後のアクション映画に多大な影響を与えている。
さすが自分でプロダクション作って自分で企画しただけのことはある。
ハリウッドに飽き飽きしてたんだろうなあ、たぶん。
ブリット(マックイーン)はサンフランシスコ市警の敏腕刑事。
野心あふれる政治家ナポレオン・ソロじゃなかった
チャルマース(ロバート・ヴォーン)に頼まれ、
公聴会で証言予定のギャングの警護を頼まれる。
同僚と交代でギャングの警護にあたるブリちゃんだが
飽きてきたのか恋人(ジャクリーン・ビセット。若い!)と
会っとるうちにお約束通り殺し屋達がギャングを襲撃。
普通死ぬような気もするが重傷で済むギャング。
チャルマースにぼろくそ言われるブリちゃん。
名誉挽回とばかりに病室に迫った殺し屋を追いかける。
かくしてサンフランシスコ市街地を疾走しまくるカーチェイスが始まるのだった――。
ま、このテを観なれたものなら
黒幕が誰かは一発で分かる(わからんかったらアホだ)。
自分が企画してるのでご本人の趣味が全開。
「荒野の七人」で仲良くなったロバート・ヴォーンの起用とか
無名に近いジャクリーン・ビセットの抜擢とか。
ロバート・デュバルだってまだ全然の頃だし。
見る目あったのね、マックイーン。
監督のピーター・イェーツもこういう作品にはハマるお方。
スタジオ撮影なんかくそくらえじゃ、ロケやロケ!
そうやないとリアルな映画なんかできるわけないやろ!
と、二人が言ったかどうかは知らんが。
なんせ主演と監督がプロ・ドライバーみたいなもんだから。
マックイーンがムスタングで走るかっこよさ。
昔観た時、将来はアメ車買お~と思ったもんだ。
正直ストーリーは弱いかも知れんが、
現代の様なCGでは決して味わえないモノホンアクションといいますか。
そういうのが堪能できる映画です。