1980年3月29日土曜ワイド劇場で放送。
原作はない。脚本・大和屋竺、監督・牧口雄二。
主演は長門裕之。宮下順子、竹田かほり、森次晃嗣、ガッツ石松、江本孟紀などが出演。
あらすじ
京都に出張に来た銀行員の西尾(長門裕之)。
決して友近ではない。
どう見ても銀行員には見えない部下の小林稔侍らに頼んで
浮気気分で京都観光&夜の街へ。
ところがぼったくりに合って散々な目に。
そこで観光中に知り合った舞妓を紹介してくれるという
桜木(森次晃嗣)のところに電話をする。
やっとこさ目的達成イエーイ!と思ったのも束の間、
着替えにいった舞妓が後ろから刃物で刺されて死んでいた。
慌てふためき逃げた西尾は、
観光バスガイドのゆき子(竹田かほり)に助けられるのだが――という話。
感想
後々2時間サスペンスの主流にもなったある意味ファンタジーミステリー。
したがって細かいことを突っ込みだすと全く楽しめない。
チョイ役で協力してくれた志穂美悦子ら豪華な面々の若き姿を楽しもう。
そして普段悪役側にいる方々のコメディっぽい刑事の姿も(笑)
ま、ミステリーとしては全くどうということはない(笑)
竹田かほりは可愛い、宮下順子は美しい、遠藤太津雄さんはさすが、
長門裕之主演作品ってこの頃結構あったわなあということだけ楽しめばOK。
あと当時の京都の風景と。
それもまた2時間サスペンスの楽しみ方ではある。