田中真理主演日活映画「好色家族 狐と狸」を観る

1972年公開の日活ロマンポルノ。
監督は田中登、主演は田中真理。

あらすじ

診察を受けた老女・宝田ユメ。
医師がはっきり病状を言わないので、
ナースに指輪をちらつかせ聞き出したところあと3日の命だという。

失意のユメだが、それを聞きつけた娘たちが屋敷に殺到。
それぞれ父親が違う5人姉妹だが、唯一まともな部類に入るのが
ユメの屋敷に同居している末っ子のタマ子(田中真理)。

時価2億円のダイヤを巡ってそれぞれの思惑と欲が絡み合う。
ところが、ユメは食欲旺盛であと3日の命とは思えない。
しかも、ユメを診察したのがニセ医者だと判明するのだが――という話。


感想

設定だけなら今でも使えそうなブラック・コメディ。
ラストの田中真理もなかなかいい感じだし。

遺産相続で骨肉の争いとなる(しかも1000万ぐらいが一番揉めるらしい)
現代の方がこういう設定は活かせて何か新しい話を作れるんじゃないかなあ。

それはそれで難しい部分もあるけどね。
ありきたりになってはインパクト薄くなるし。

ロマンポルノの黎明期ってこういう作品もあるから面白い。

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