1977年公開の松竹映画。
監督は山田洋次、主演は高倉健。
第1回日本アカデミー賞を始め、国内の映画賞を総なめにした。
武田鉄矢、桃井かおり、渥美清などが出演。
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あらすじ
網走刑務所から出てきたばかりの元炭鉱夫・島勇作(高倉健)。
写真を頼まれた花田(武田鉄矢)と朱美(桃井かおり)の車に同乗することに。
奇妙な三人旅が続く中、それぞれの過去や悩みが語られる。
島は夕張に妻・光枝(倍賞千恵子)を残していた。
離婚届は書いたものの、出所直後にある言葉を添えて手紙を光枝に出していた。
「もしもまだ一人で俺を待っててくれるなら…
鯉のぼりの竿に黄色いハンカチをぶら下げておいてくれ」
その目印を確かめに、島は花田と朱美に励まされながら夕張に。
そして夕張で彼が目にしたのは――という話。
感想
ザ・日本映画というべき作品かなあ。
やっぱりラストは感動するもんね。
昔観た時はそれほどでもなかったんだけど。
歳くったせいかいな。
ラストに行きつくまでについては少々退屈といえば退屈。
間のつくりがロードムービーは難しいですな。
あと何回観てもやっぱり武田鉄矢と桃井かおりは違うんじゃないかなあ。
もっと違う人使えばよかったんじゃないかと思うんだけど、
それじゃあインパクトが弱くなっちゃうのかねえ。
あと風景がいいのはロードムービーならでは。
テレビドラマ化も2回しているみたいなのでそれを観る機会があればいいなあ。