1964年公開のアメリカ映画。
監督はジョン・フランケンハイマー、主演はバート・ランカスター。
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舞台は第二次世界大戦末期のフランス。
ナチス・ドイツ軍はヴァルドハルム大佐(ポール・スコフィールド)の指揮で
パリの美術館からこれでもかと名画を奪い国外へ運び出そうとする。
女性館長から依頼を受けたレジスタンスの鉄道整備士ラビッシュ(バート・ランカスター)は
仲間たちと共に線路を切り替えたり鉄道マンならではの方法でドイツ軍の企てを阻止しようとする。
しかし、一人また一人と仲間が凶弾に倒れていく。
果たしてラビッシュたちは名画を守り切ることができるのか?――という話。
感想
名画をドイツに運ぼうとするナチス軍と
それを阻止しようとするレジスタンス鉄道関係者との攻防という設定が素晴らしい。
駅名偽装したりしながらとにかく列車をドイツに行かそうとしない様が
アイデア抜群でワクワク・ドキドキ感がある。
ラビッシュって昔のバンドブーム時代にいたような名前の
バート・ランカスターを匿う戦争未亡人がジャンヌ・モロー。
やっぱりキレイですな。
「英雄になろうとして死んでいく男なんてバカ」って
こんな女性に言われてみたいわいな。
これが時代劇なら「武士道とは死ぬことと見つけたり」なんて言いそうだが。
そんな武士道なんかないっちゅうねん。
ま、それはいいとしてナチスと対峙する
レジスタンスたちの誇りと矜持が感じられる名作映画です。