高倉健主演・石井輝男監督東映映画「網走番外地」を久々に観る

1965年公開の東映映画。
監督は石井輝男、主演は高倉健。
同名の主題歌、映画も大ヒットしシリーズ化されることに。

あらすじ

傷害で3年の実刑を食らい、網走に到着した橘(高倉健)。
同じ新入りの囚人には権田(南原宏治)、初老の阿久田(嵐寛寿郎)らがいた。

橘たちが入った雑居房のボスが依田(安部徹)。
八人斬りの鬼寅の兄貴分と称する依田にへつらう権田と反抗する橘。

問題を起こし懲罰房行きを繰り返す橘に
保護司の妻木(丹波哲郎)が面会に来て諭す。

依田と権田は脱獄を計画するが、阿久田がそれを止める。
実は阿久田こそが鬼寅だったのだ。

それでも脱獄をあきらめない囚人たちは
山奥の作業に出た時、護送トラックから飛び降りる。

極寒の中、逃げられるはずもなく死亡者が出るが
権田と手錠に繋がれ引きずられた橘は雪の中をひたすら逃げる。

果たして手錠に繋がれた二人の運命は?――という話。


感想

記念すべき網走番外地シリーズ第1弾。
後々ヒットすると思ったかどうかは定かでない。

白黒だからあまり期待されてなかったんだろうな。
それを逆手にとっての雪だらけ白一色の世界。

雪の中のトロッコに乗って追いつ追われつはなかなかの迫力。
手錠に関しては要は日本版「手錠のままの脱獄」ですわな。

終わり方もいい感じ。ここから高倉健の怒涛の快進撃が始まっていく。

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