1958年公開の新東宝映画。
監督は石井輝男、主演は宇津井健。
当時の銀座の風景などが出てくるセミ・ドキュメンタリータッチの映画。
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あらすじ
舞台は銀座。
コールガール紹介のカードを持って
ナイトクラブ「アリゾナ」にやってきた吉岡(宇津井健)。
鍵を受け取りホテルに行くとそこには変わり果てた女の死体が。
逃亡した吉岡は指名手配されるが、実は大阪から来た警視庁の敏腕捜査課長だった。
正体を隠し「アリゾナ」の売春組織を叩き潰そうとする吉岡だが――という話。
感想
この時期、粗製乱造といっていいぐらい製作された
女たちを海外に売り飛ばす秘密売春組織に潜入する捜査官の話。
その先駆けともいえるのが本作。ま、新東宝らしいといえばらしい。
銀座、赤坂、新宿などの盛り場の風景が貴重。
話の内容はまあオーソドックス。またおんのか三原葉子とか。
最後はチープな銃撃戦でこれまたオーソドックスなラストを迎える。
ま、そんな感じ。