深作欣二27・東映映画「人斬り与太 狂犬三兄弟」を久々に観る

1972年公開の東映映画。
人斬り与太シリーズ第2弾。
といっても前作とこれしかないのだが。
菅原文太、田中邦衛、三谷昇の三人。怖い。
前作に負けず劣らずド迫力のバイオレンス。

あらすじ

対立する組の会長を刺し殺して6年の刑期を務め
シャバに戻ってきた権藤(菅原文太)。

組に戻り組長(内田朝雄)と代貸(室田日出男)に挨拶し、
昔一緒に殴り込みをかけた大野(田中邦衛)と再会する。

そこで大野から納得のいかない条件で
敵対組織と手打ちしていたことを知り憤慨。

流れ者の谷(三谷昇)を加え、
権藤と大野は強引に女たちを使い荒稼ぎするが、
敵からも味方からも狙われる羽目になり――という話。

感想

前作にもまして渚まゆみさんがエライ目に遭う。
素っ裸で夜の街を走らされるわ、
犯され客取らされるわ、まあ大変。

親分にどういわれようが仲間と組んで
無茶苦茶やっていく破滅型バイオレンス劇場が炸裂。

しかも、それぞれ死んでいくわけだが
この死に方が情けないのもあればズタボロにもなるし。

救いがかけらもねえなあ、って話。
前作よりコンパクトにまとまってる気はするんだけど。

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