1972年公開の東映映画。
人斬り与太シリーズ第2弾。
といっても前作とこれしかないのだが。
菅原文太、田中邦衛、三谷昇の三人。怖い。
前作に負けず劣らずド迫力のバイオレンス。
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あらすじ
対立する組の会長を刺し殺して6年の刑期を務め
シャバに戻ってきた権藤(菅原文太)。
組に戻り組長(内田朝雄)と代貸(室田日出男)に挨拶し、
昔一緒に殴り込みをかけた大野(田中邦衛)と再会する。
そこで大野から納得のいかない条件で
敵対組織と手打ちしていたことを知り憤慨。
流れ者の谷(三谷昇)を加え、
権藤と大野は強引に女たちを使い荒稼ぎするが、
敵からも味方からも狙われる羽目になり――という話。
感想
前作にもまして渚まゆみさんがエライ目に遭う。
素っ裸で夜の街を走らされるわ、
犯され客取らされるわ、まあ大変。
親分にどういわれようが仲間と組んで
無茶苦茶やっていく破滅型バイオレンス劇場が炸裂。
しかも、それぞれ死んでいくわけだが
この死に方が情けないのもあればズタボロにもなるし。
救いがかけらもねえなあ、って話。
前作よりコンパクトにまとまってる気はするんだけど。