森村誠一「超高層ホテル殺人事件」を読む

1971年初出の作品。
1976年に近藤正臣主演、由美かおる、西村晃などで松竹映画化。
水戸黄門か。
1982年に土曜ワイド劇場で映像化。
こちらは田村正和、結城しのぶ、佐藤慶などなど。
どちらも観てみたいものだが。

超高層ホテル殺人事件 (角川文庫)
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あらすじ

超高層ホテルの開館記念イベントでホテルの総支配人が転落死。
他殺が疑われたが、墜落した窓のある部屋は出入り不可能な密室。
支配人はアメリカのNI社から派遣されてきた人物だったことから
屈辱的な条件を突き付けられていた日本側経営陣に容疑がかかる。
事件を担当する那須警部はじめ捜査陣は丹念に捜査し、
容疑者を絞り込むが彼には鉄壁のアリバイが。

一見関係ないように見える3つの事件を結び付けるものとは?
愛憎渦巻く人間模様と企業の非情な論理が絡み合い、
捜査陣は次第に追い込まれていく――という話。


感想

ホテルや空港を題材にした初期本格ミステリを代表する一冊。
2回映像化されているにも関わらず、あまり知られていないのがもったいないところ。
出だしの謎の男女の行動が後に大きな意味を持つ構成は、
東京空港殺人事件」などとよく似ている。

これなんか今やったら新しいかもしれんけどねえ。
ドアのチェーンのトリックは無理あるかもしれんけど。

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