麻生幾「宣戦布告」を読む

1998初出の作品。

2002年に映画化された。

あらすじ

敦賀半島沖に北朝鮮の潜水艦が漂着。

特殊部隊11名が密かに上陸、逃走という

未曾有の事態に日本政府は大混乱。

犠牲者が続出する中、

首相はついに自衛隊の出動を決断。

有事に際し日本は本当に

国民・国土を守れるのかを鋭く問いかけた作品。

 

感想

当時に比べ法整備は一応進んだとはいえ

本当に有事が起きた時

同様の混乱が予想される。

映画化にあたっては

当時の防衛庁・自衛隊は

一切協力しなかったようだが

こういう時にこそ協力して

国民の理解を深める努力を

することが必要ではないだろうか。

 

加筆修正にあたっては

もともとあった箇所が結構削除されており

書きたいけど書けなかった

もしくは都合の悪いことも多々あるのだろう。

シミュレーション小説というのは

そのあたりが難しい。

ま、世の中明らかになってないことが

まだまだ多いんだろうねえ・・・

自分の身は自分で守らな

しゃあないという気がする今日この頃。

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