西村京太郎176「特急『有明』殺人事件」を読む

1990年出版の作品。
多すぎる容疑者とわからない動機に
十津川警部が苛立つ珍しい展開。

特急「有明」殺人事件 (祥伝社文庫)
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あらすじ

有明海の三角湾で発見された男の死体。
被害者は東京在住の画家・太田垣と判明。

熊本県警から応援を求められた十津川警部らは
太田垣が最後に残した「有明に行く」を手掛かりに捜査。

しかし、その間に同じ画家仲間の後藤が殺される。
容疑者は画家仲間を含め6人もの人物があがる。
しかし、動機は一向に見えてこない。

怨恨か、それとも――。
太田垣が描いた和服姿の女性は何者なのか。

明確な進展がないまま、十津川警部は――という話。


感想

最後のメッセージ「有明に行く」がミソ。
このあたりは松本清張の「砂の器」を彷彿とさせる。

犯人を捕らえる手掛かりとなる地図のポイントもなかなか。
まあ後出しジャンケンっていえばそれまでかもしれんが。

と、まあいいところもあるのだが
何でか知らんけど印象が薄い。

動いてるようで動いてないってことかな。
犯人像がイマイチと言えばイマイチだし、評価の難しい作品。

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