西村京太郎377「高知・龍馬 殺人街道」を読む

2005年出版の作品。映像化はまだなし。

高知・龍馬 殺人街道 (新潮文庫)
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あらすじ

歴史雑誌で行われた坂本龍馬特集。
坂本龍馬がもし生きていたら何を望むか、という
原稿を募集したところたくさんの数が集まった。

その中に自分を現代の坂本龍馬と称し、
必ず日本を洗濯すると書いた宣言書があった。

その言葉通りに大企業の社長、漫画家、風俗王が
相次いで射殺された。

さらには総理大臣が脅迫され……

捜査にあたった十津川警部たちだが
犯人の大胆な手口に困惑する。

捜査の果てに掴んだ犯人像とは――という話。


感想

面白いと言えば面白いが薄いと言えば薄い。
何しろ犯人側にちっとも共感しない。

ネットにメッセージを載せたりとか
そういう現代的な部分はいいとして
もうちょっと犯人側のドラマを描けなかったのか。

絶頂期のトラベルミステリって
そういうとこがきっちり書けてたんだけどねえ。

なんかこう型にはまりすぎな展開がもったいない。
もっといろいろ膨らませたら傑作になったかも。

そういう意味では参考になる作品。

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