西村京太郎116「特急『おき3号』殺人事件」を読む

1986年出版の短編集。
表題作のほか、「関門三六〇〇メートル」「裏切りの中央本線」
「臨時特急を追え」「最北端の犯罪」の計5編を収録。

特急「おき3号」殺人事件 (光文社文庫)
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「関門三六〇〇メートル」は謎の110番から事件が始まる。
大胆不敵な犯罪計画が実施されるが、終わり方があっけない。

「裏切りの中央本線」は西本刑事が主役級。
単なるアリバイ崩しではない人間ドラマが魅力。
特に最後の一行がやるせない。

1991年に土曜ワイド劇場で映像化。
設定に変更ありだが、これはこれでいいのかも。
ゲストは岡まゆみ、山本亘、長谷川哲夫など。

「臨時特急を追え」は北条刑事活躍編。
ある事件を隠すためにもう一つの事件が巻き起こる。

「最北端の犯罪」はまたまた西本刑事。
西本刑事の一味違った旅の楽しみ方が
事件に巻き込まれるきっかけに。
これ、自分も一回やってみたいな。

表題作はバリバリのアリバイ崩し。
政治家のボンボン息子が私欲のために
犯した殺人事件に立ち向かう十津川達の姿がいい。
そりゃコーヒーもおかわりしたくなるわいな。

しかしやっぱりダイイングメッセージは下手だよねえ。

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