フリーライター Sakamoto Norio ブログ
1983年公開の松竹映画。原作は西村望の同名ノンフィクション小説。映画は事実と違う部分はいろいろあるが、大きい流れは事実に沿っている。あらすじと感想モデルは岡山の山奥で起きた「津山三十人殺し」。横溝正史「八つ墓村」のモデルでもある。ちなみに小説ではこんな事件が過去にありました、程度にしか触れられておらず(たしか)、映画のように「たたりじゃ~」みたいな描写はなかった様な(映像的にはインパクト大だけど
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昼に休憩がてら映画「ジャガーノート」を久々に観る。あらすじと感想1974年イギリス映画。ハリウッドとはまた違った感じの独特なテイスト。監督はビートルズ映画や「三銃士」を撮ったリチャード・レスター。一番いい時期の作品である。主演は「ハリーポッター」で校長役をやってたリチャード・ハリス。「カサンドラ・クロス」や「ワイルド・ギース」など出演作は結構観てる。本作ではパイプ姿がやたらと似合っている。その他「
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江戸川乱歩美女シリーズ第2作目「浴室の美女」を観る。まだ土曜ワイド劇場黎明期の頃で90分枠だった時代。なので本編は71分と少々。何回も見てるのだがこれは天知茂バージョン25作の中でも1,2を争う出来栄えといえる。あらすじと感想原作は江戸川乱歩「魔術師」。主演はもちろん天知茂。1作目にはいなかった荒井注の浪越警部が初登場。妖艶な夏樹陽子。この時代はホント綺麗(今も綺麗だが)。助手の文代は五十嵐いづみ
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明智小五郎シリーズ、今日は「妖しいメロディの美女」。通算26作目、北大路欣也に代わっての第1作目である。あらすじと感想ゲストは夏樹陽子。何回出て何回死んどんのアンタ。ファンだけど。今回も期待通り毒飲んで死んでしまう。裸なし。どうせ胸は吹き替えだから意味ないけど。怒られるな。それからかたせ梨乃。前も出てた。縛られてギザギザの歯車に刻まれかけたこともある。今回はめちゃめちゃ影薄い。カットされたのかなん
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毎度おなじみ美女シリーズ第28弾。天知茂亡きあと、北大路欣也に代わっての3作目。あらすじと感想何回見てもやっぱり天地茂のニヒルでクールな感じには到底勝てない。なんか中間管理職のおっさんが捜査してる感じでちっともダンディではない。というか前任者がオーバーだっただけとも言えるが、荒唐無稽な作品にはそれぐらいじゃないと釣り合わないのかも。真面目な感じがにじみ出ている明智小五郎もありといえばあり。登場人物
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何回も観ていて結末やトリックもわかっているのに時々見返したくなる作品は、多かれ少なかれ誰もがあるだろう。自分にとっては天知茂の明智小五郎美女シリーズであり、古谷一行の金田一耕助シリーズがそれに当たる。なぜだか両方とも映画作品はそこまで思わない。で、休憩がてら観たのは「黒猫亭事件」。あらすじと感想結構久々。原作は短編てこともない中編ってとこ。金田一耕助ものとしては「本陣殺人事件」「獄門島」に続く3作
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電車に乗っている間はヘビメタを聞きながら読書。昨日今日で内田康夫「死線上のアリア」を読んだ。あらすじと感想内田康夫さんといえば浅見光彦シリーズ。いろんな役者さんが演じているが、やっぱり最初の火曜サスペンス劇場でやった水谷豊が一番じゃないかなあ。まだ今の相棒みたいな感じでは全然ない時代。刑事貴族の頃かな。好評だったんだけど突如終了。理由は確かエナメル靴を履くのがイメージと違うという話だった気がする。
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たまたま見つけた「ザ・ガードマン 東京用心棒」を観た。去年亡くなった宇津井健さん主演のかつての大ヒットドラマの映画化作品。宇津井さん、一度授賞式でお見かけしたことあるけど腰の低いいい感じの人だったなあ。用務員みたいな感じ。あらすじと感想内容は・・・はっきりいって恐ろしくチープ。貿易商のネルソンなる人物の警備をするガードマン。しかしネルソンは何者かに拉致される。ネルソンの部屋からダイヤを詰めたゴルフ
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笹沢左保といえば中村敦夫主演で大ヒットした「木枯し紋次郎」が有名だが、その他にもたくさんの作品を生み出している。江戸川乱歩賞最終選考に残った「招かれざる客」でデビューし、「突然の明日」などムーディな感じの本格ミステリを次々と発表。土曜ワイド劇場で映像化されたタクシードライバー夜明日出夫の生みの親でもある。そういえば昔住宅地図の仕事をやっていた時にどこだったか忘れたが「夜明」って表札見た覚えがある。
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「摩天楼ブルース」と聞いてまず最初に思い浮かべるのは東京JAPの歌である。大映ドラマ「少女に何が起ったか」のエンディング曲だったのだが、ドラマとはあんまり関係ねえだろという感じの曲だった。キョンキョンが今は亡きエースコックわかめラーメン石立鉄男にこれでもかというぐらい嫌がらせされるのだが、最終回になるとものすごくいい人になっちゃうのだ。さすが大映ドラマ、それまでの流れなんて無視。そうではなく映画「
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