明智小五郎美女シリーズ16「白い乳房の美女」を久々に観る

1981年土曜ワイド劇場で放送された美女シリーズ第16弾。原作は江戸川乱歩「地獄の道化師」。フジの陣内孝則がやってた明智小五郎でもドラマ化。どちらも結構好きな作品。あらすじ振付師の白井(荻島真一)は気の多い男。次の主演を資産家の娘・麗子(白都真理)にして恩を売るか、恩師の次女・愛子(岡田奈々)にして覚えめでたくするかで悩む。何を悩んどるのだお前は、という話なのだがこういう男を荻島真一が演ると抜群に
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松本清張映画「疑惑」を久々に観る

1982年公開の松竹映画。原作は松本清張、同年「オール讀物」掲載作。岩下志麻と桃井かおりの競演が話題を呼んだ。あらすじとある地方都市で乗用車が海に落ちる事件が。乗っていた二人のうち、女は自力で脱出。死んだのは地元の資産家(仲谷昇)。助かったのはその妻・球麿子(桃井かおり)。最初は事故と思われたが、3億円の保険金をかけていたことから殺人の疑いが。もともと評判の悪かった球麿子だけに旗色は悪く、最初に引
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伝説の傑作映画・山本薩夫監督「にっぽん泥棒物語」を久々に観る

1965年公開の東映映画。松川裁判で実際にあったエピソードを映画化している。喜劇面での才能を開花させた山本薩夫監督の代表作の一つ。あらすじ破蔵師として抜群の腕を持つ林田義助(三国連太郎)。狙いをつけた家を調べあげ、土蔵に穴をあけて品物を奪い、盗品買いに売って現金を手に入れるわけだ。もともとこんな仕事をするつもりはなく死んだ父の後を継いで歯科医になったのだが戦争で薬が手に入らず廃業し、仕方なくこの仕
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トラック野郎シリーズ3・東映映画「望郷一番星」を久々に観る

1976年夏公開のトラック野郎シリーズ第3弾。マドンナは島田陽子、特別ゲストは都はるみ。ライバル「カムチャッカ」は梅宮辰夫。今話題の上沼恵美子(当時、海原千里・万里)も出ている。あらすじ今度の舞台は北海道。フェリーを待つ間、ジョナサン家に立ち寄る桃次郎(菅原文太)。ところが、ジョナサン(愛川欣也)は君江(春川ますみ)から分譲住宅のチラシを見せられ狭くなってきたから引っ越しをせがまれ、桃次郎はトルコ
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トラック野郎シリーズ2・東映映画「爆走一番星」を久々に観る

1975年公開のトラック野郎シリーズ第2弾。ヒロインは「みずいろの手紙」あべ静江。年末に封切られ、興行収入は約15憶円と大ヒットした。あらすじ修学旅行のバスに揺られ、教師(研ナオコ)と女学生が合唱中。そこに茶々を入れるのが桃次郎(菅原文太)とジョナサン(愛川欣也)。拡声器で細川たかし「心のこり」を熱唱し、物語は始まっていく。帰京した桃次郎はスーツを着てお見合い写真撮影。かたやジョナサンは家庭で一家
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トラック野郎シリーズ1・菅原文太主演映画「御意見無用」を久々に観る

1975年公開の東映映画。記念すべきトラック野郎シリーズ第1弾。あらすじ豪放無頼なトラック野郎の星桃次郎(菅原文太)。通称「一番星」と呼ばれる彼は、今日も相棒の「やもめのジョナサン」こと松下金造(愛川欽也)と街道をひた走る。九州から流れてきた男勝りのお京(夏純子)に惚れる桃次郎。しかし、惚れた相手になかなか自分の思いを打ち明けられない。挙句にはチンピラと乱闘し、警察に引っ張られる始末。そんなある日
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深作欣二49・松竹映画「道頓堀川」を観る

1982年公開の松竹映画。原作は宮本輝。監督は深作欣二。主演は真田広之、松坂慶子。当時の大阪ミナミの風景が堪能できる。あらすじ邦彦(真田広之)は道頓堀川に面している喫茶店「リバー」の二階に住んで夕方から働きながら昼間は芸大に通って絵を学んでいる大学生。ある日、道頓堀を見ながら絵を描いていると犬を追いかけてきたまち子(松坂慶子)と出会う。「リバー」のマスター、武内(山崎努)。彼は両親のいない邦彦の親
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衝撃のドキュメント・中島貞夫監督映画「にっぽん’69 セックス猟奇地帯」を観る

1969年公開の東映映画。当時の風俗事情を捉えたドキュメント。ま、出てくるものと言えば学生運動に新宿の風景。若き日の唐十郎、フーテン族、ストリップ。ブルーフィルムから乱交パーティー。北海道から沖縄までまあいろんな映像が出てくる。当時、沖縄に渡るにはパスポートが必要な時代だっけ。まだ返還前ですからな。これも一つのエログロ路線といえばそうかも。美容整形の手術の様子が怖いのなんの。痛そうとかいう話ではな
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東映超カルト映画・石井輝男監督「江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間」を観る

1969年公開の東映映画。原作は江戸川乱歩「パノラマ島奇譚」。とはいうものの、「孤島の鬼」など他の作品ミックスしまくり状態。とんでもなくわけわからん世界が炸裂する。あらすじ精神病院にいきなり監禁される医大生・人見(吉田輝雄)。なんで俺が監禁されなあかんねん!そう思いながら幻覚の中で聴いた子守唄を頼りに周囲のやつをぶち殺し脱走。そして公園で子守唄の女と出会う。彼女の名は初代(由美てる子)。お互い孤児
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東映カルト映画・石井輝男監督「明治・大正・昭和 猟奇女犯罪史」を観る

1969年公開の東映映画。阿部定本人が少しだけ出演している貴重な映画。タイトルは明治・大正・昭和でも大正時代の事件はない。さすがだ。あらすじ自分の妻がレイプされた上に殺害されてしまった男・村瀬(吉田輝雄)。彼は監察医務院の執刀医だった。なかなか犯人が捕まらないので、警視庁の事件簿を読めば何かヒントが見つかるかもしれないと考える。<東洋閣事件>昭和35年、温泉客相手に土産物屋を営んでいた絹枝。彼女は
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