松本清張映画「ゼロの焦点」を久々に観る

1961年松竹で映画化。2009年にも映画化されている。
テレビドラマでは何回やっとんねんて感じだが、6回やってる代表作。

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あらすじと感想

ストーリーに関していえば単純といえば単純。

見合い結婚して一週間後、金沢に出かけた夫が戻ってこない。
新妻は金沢に夫を探しに行くが、夫は別人として自殺していた。

遺書もあるし、自殺に疑いはないと思われた。
しかし、新妻は夫の自殺に疑問を持ち1年後再び金沢へ――という話。

で、こういう単純な話をいろいろやりくりしながら
時代を超えて何回もやっとるわけだが、
この最初の映画化が偉大なのはなんちゅうても映画手法の新しい分野を切り開いたこと。

当時は映画脚本にナレーションや回想を使うなんてのは逃げであり、
技術のないもんがやるということでタブーだった。

ところがこの作品ではバンバン使用。
なんせ久我美子のナレーションで進行しまくり、事件の謎は最後に回想で説明される。

思えば脚本を書いた橋本忍大先生は羅生門でも上手に回想使ってるもんね。

崖の上で真実が語られるなんてのは後の2時間サスペンスで
ぎょうさん模倣を生んだわけだがこれが最初。

映画・テレビドラマ含めゼロの焦点は作品の数あるけど
個人的に一番好きなのは1983年のTBSドラマ版。

主演の星野知子はどうでもええけど、絶品なのは竹下景子さん。

お嫁さんにしたい女優NO.1が放った戦慄の一言に身体が震えた。

あれは凄かったなあ。興味ある人はぜひご鑑賞を。


あとは1991年の火曜サスペンス劇場バージョンが未見なので観たい。
出演は真野あずさ、増田恵子など。ケイちゃん派の人間としては観とかんとねえ。

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