1966年のマカロニウエスタン。
主演はバート・レイノルズ、監督はおなじみセルジオ・コルブッチ。
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あらすじ
平和に暮らしていたあるインディアンの一族。
そこが強盗団ダンカン一味に襲われ、皆殺しに遭い皮や毛がはがされる始末。
生き残ったジョーは復讐を誓い、一味が列車強盗を企てているのを知り
これを利用して復讐を果たそうとするが・・・という話。
感想
髭のないバート・レイノルズなんて
クリープのないコーヒーという気がせんでもないが
実際ご本人はインディアンの血をひいているらしい。
「ナハボ・ジョ、ナハボ・ジョー」という
けったいな音楽は一度聞くとなかなか耳から離れない。
しかしマカロニウエスタンに出てくる
美女の顔ってどれも共通してんな。
大好きだけど。
まあこの先住民を主人公にしてるとこが本作の魅力でありまして
悪役の方も母が先住民で小さいころいろいろえらい目に遭った、
なんて告白するところは意外とないシーンかも。
無法者どもに何もできないくせに
言うことはいっちょまえな連中の
無責任さであるとかさりげなく描き
先住民であることをなじられた
ジョーがそいつに「お前どこから来た?」「スコットランドだ」
「オレの父も祖父もそのまた父もずっとここで暮らしてきたんだ。
どっちがアメリカ人だ?」なんてのは最高のセリフである。
こういうとこはマカロニウエスタンならでは。
フェルナンド・レイが善玉で出てたり
あまり期待してなかったがなかなかええやんけと思った一作。