神津恭介の殺人推理10「白魔の歌」を観る

1990年土曜ワイド劇場枠で放送。
探偵神津恭介の殺人推理シリーズ第10弾。
原作は高木彬光の同名ミステリ。
ゲストは原日出子、佐藤仁哉、草川祐馬、島かおり、田中明夫など。

あらすじ

新興旅行会社トラベルビジョンズの創立10周年パーティーに
妹・信子(森口瑤子)とともに招かれた神津恭介(近藤正臣)。

当然のごとく、研三(大和田獏)も出席。
ところがその最中、社長の妹で専務の綾子が何者かに射殺される。

毎度おなじみ研三の兄・松下警部(岸部シロー)が捜査するが犯人はわからない。
そもそもパーティーに参加したのはテニスクラブで
信子が綾子と知り合いパラオ島ツアーに行くことになったから。

そんなややこしい旅行会社のツアーなんざキャンセルしろよという話なのだが、
不吉な占い結果が出て心配する恭介をよそに信子は友達とパラオへ。

おいおい。
そしてスキューバダイビングを楽しんでいる時に信子が行方不明に。
やっぱりかい、という展開で恭介も研三もパラオに飛ぶのだが――という話。

感想

バブルだねえって時代の空気を感じる作品。
しかし、いろいろツッコミどころがあるような。
ある意味退屈っちゃ退屈な話だし。

一番それマズくねえかと思うのは
パーティー中に撃たれて死んでるのにそれを解決できない無能さ。

弾飛んできた方角ぐらいわかるでしょ。
そんな離れた場所でもあるまいに。
しかも回想シーンでは拳銃の音まであるしよ。
そのあたりかなーり無理があるような気がする。

やっぱり南国にはミステリは向かんのかな。
原作がどんな感じの話なのか読んでみたい。

追記

原作を図書館で借りてきたらめっちゃボロボロ。
あんまり再販してなかったんかね。

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