2006年金曜エンタテイメント枠で放送。
原作は松本清張の同名長編小説。
主演は菊川怜。田辺誠一、黒田福美、高橋ひとみ、大杉漣、小日向文世などが出演。
あらすじ
日本現代文学大賞を受賞した人気作家・村谷阿沙子(黒田福美)。
彼女は文芸誌ではなく週刊誌に連載して受賞を勝ち取った。
そのため、文芸誌の編集者は阿沙子がなぜ週刊誌にしか
原稿を書かないのか「週刊文論」編集者・崎野(田辺誠一)に尋ねる。
阿沙子はどういうわけか崎野の同僚・典子(菊川怜)がお気に入り。
典子は阿沙子に従順で、彼女の性格は何でもわかってるつもりだった。
ある日、箱根にこもって原稿を書いている阿沙子のもとを訪れた典子。
まだ原稿が出来上がっていないので、明日まで待ってほしいと言われる。
編集長・白井(小日向文世)に叱られるも仕方なく東京に帰る典子だが、
その帰り道でジャーナリスト・田倉(大杉漣)の投身自殺に遭遇。
それは謎の殺人事件のプロローグに過ぎなかった――という話。
感想
捻っているようで捻れていない作品。
何よりかにより主人公がものすごーくバカに見える。
先生に私の知らない過去があるのだろうか・・・
あるだろ、そりゃ(笑)
どういう思考回路すりゃそんなこと思うのよ。エスパーか。
ドジだけどカンがいいとか行動力あるとか。
プラスとマイナスじゃなくてマイナスしかない感じ。
真犯人追ったはいいが、「開けてください」はねえだろ。
そこはお前ガラスぶち破っていかんとアカンでしょ。
阿沙子をかばって何でアンタが刺されんと阿沙子が刺されるのよ。
とかね、主人公の魅力が発揮されるってのがどうもないんだな。
サスペンスなのに説明ばかりで緊張感ないし。
スロー過ぎて結構イライラする。もっとシャープに行けよ。
キャストはそれなりなのに、活かされてないなあと思う。
原作はどんなんだったかなあ。また読んでみよ。