名作西部劇映画「OK牧場の決斗」を久々に観る

1957年公開の西部劇映画。
監督はジョン・スタージェス。
主演はバート・ランカスターとカーク・ダグラスの2トップ。
若き日のリー・ヴァン・クリーフとデニス・ホッパーも出てる。

あらすじ

保安官ワイアット・アープ(バート・ランカスター)は
たまたま立ち寄った町でリンチされかけていたドク・ホリデイ(カーク・ダグラス)を助けた。

元歯医者なのに今は酒と博奕で身を持ち崩しているドク。
つい今しがたも弟の復讐にやってきたガンマンを返り討ちにしたのだが
町の嫌われ者なのでやられそうなところを情婦ケイトがワイアットに頼んだおかげで無事済んだ。

自分の町に帰って来たワイアットだが
兄貴とクラントン一家の対立が激化していることに苦悩する。

クラントン一家は殺し屋リンゴ―を引き入れて万全の態勢。
このままいくと正面衝突は避けられない情勢だった。

そんな時、ドクがケイトを連れてワイアットの町にやってきた。
真面目な保安官のワイアットは札付きのドクが来たことにいい思いはない。

ある日、賭博をしたローラを牢屋にぶち込むが
何となく心惹かれたこととドクの口添えもあって釈放する。

保安官だって人間だ。

ワイアットは銀行強盗を撃退するのにドクを連れて行くぐらい仲を深めていく。
酒を手放さず肺病が進むドクに愛想が尽きたか、ケイトはリンゴ―の女になる。

やはり女は信用できない。

そうこうしているうちにいよいよワイアット兄弟とクラントン一家の対決が近づく――という話。


感想

ワイアット・アープの話というのはこれでもかというぐらい映像化されている。
ヘンリー・フォンダの「荒野の決闘」しかり。

あっちが静ならこっちは動って感じかな。
こっちの方が好みだけれどねえ、個人的には。

まあバート・ランカスターよりカーク・ダグラスの方に気分が行くけど。
死に場所を求めて彷徨っているかのように過ごしていたドクが、
いざ死地に赴かなければならない状況になったら躊躇する。
このあたりの描写が素晴らしい。
そして立ち上がっていく姿は文句なしにカッコいい。

正直タイトルから連想するほどアクション重視ではなく
人間ドラマの方に重きを置いている本作。
アクションだってそんなに凄いわけではないけれど、
男のロマンを感じたい人にとっては一度観ておいて損はないんじゃなかろうか。

記事作成・ライティングに関するお問い合わせ・ご相談

コピーライター育成オンラインアカデミー

最近の投稿

テーマ別

ページトップに戻る