1978年東芝日曜劇場で放送。
原作は松本清張の「顔」。主演は大空真弓。
渡瀬恒彦、織本順吉、垂水悟郎、三上真一郎などが出演。
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あらすじ
舞台は北九州。
蕎麦屋で働いていた良枝(大空真弓)は
大手会社のサラリーマン・竜夫(三上真一郎)と恋仲に。
妊娠を報告すると竜夫は今度東京に転勤するから夫婦になろうと告げる。
婚前旅行で熱海に行くも、良枝は崖の上から竜夫に突き落とされそうに。
ところが、崖から落ちたのは竜夫の方。
崖に向かう前に下請け会社の石岡(織本順吉)に顔を見られていた。
田村刑事(垂水悟郎)が事件を追うが、とうとう迷宮入り。
それから8年。良枝は東京に出て目立たないように過ごしてきた。
アテレコを仕事にする女優・水原亜矢となった良枝に誰も気づくはずはない。
そんな良枝にテレビ局のディレクター・速水(渡瀬恒彦)は
テレビ出演のオファーを出す。
テレビに出れば石岡の記憶が甦るのでは。
そう考えた良枝はある行動に出る――という話。
感想
何回映像化されとんねんというぐらいされてる原作。
うーん。いまいち納得できんところがあるような。
昔でいうところのハイミスの蕎麦屋の出前持ちが
8年経ったら東京でアテレコやってる女優って…ねえ。
ちょっとそれはいくらなんでも作為的すぎるのではないかと。
設定ミスというか、それで主婦役が似合う人を配役するのもねえ。
ま、新機軸狙ったのかもしれんけど。
ちょっとそのあたりがノレないですな。