1943年製作のアメリカ映画。
戦後日本で初めて公開されたヒッチコック映画らしい。
主演はジョゼフ・コットン&テレサ・ライト。
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あらすじ
退屈な我が家に飽き飽きしている思春期ですか状態のチャーリー(テレサ・ライト)。
大好きな叔父・チャーリー(ジョゼフ・コットン)に来てもらおうと
電報を打ちに行くが、そんなことせんでも以心伝心、来るんだなチャーリーが。
ところが、大好きだったはずの叔父のチャーリーは
未亡人連続殺人の容疑者として警察に追われていた。
チャーリーはチャーリーに疑いを持つ。ややこしい。
そして女性のチャーリーの身に、階段が壊れて落ちそうになったり
ガレージのドアが閉まって窒息しそうになったりと不可解な出来事が起こる。
果たしてチャーリーを殺そうとしているのは叔父のチャーリーか?
そして未亡人連続殺人犯なのか?女性のチャーリーの葛藤は続く――という話。
感想
チャーリーチャーリーのオンパレード。
チャーリーオークリーって。チャールズ・オークリーやったら知ってるけど。
本作はヒッチコックも気に入ってたらしいが
個人的には「どこが?」と思ったりもする。
まず何でわざわざ姉の家に来るかね。
ニューヨークからカリフォルニア州サンタローザって。
警察は何をしとったんだ、おいおいである。
次に何で娘のチャーリーに指輪を贈る?
身バレするやんけ、そんなことせんやろと思ってしまう。
ま、そうせんと話が進まんのはわからんでもないが。
容疑者が2人いてというのも反らすにゃいいかもしれんが。
あと警察のジャックを除いて周囲がアホすぎる。
これやったら小生意気なアンを主人公にした方が
サスペンス的には盛り上がると思うけどねえ。
この時代、子どもを主人公にサスペンスという考えはなかったんでしょうな。
ラストは皮肉が効いてるといえばそうだけど。
なんかもったいない作品。