スピルバーグ監督映画「続・激突! カージャック」を久々に観る

1974年公開のアメリカ映画。
テキサスで発生した実話をもとにしたカーアクションもの。
監督はスティーヴン・スピルバーグ、主演はゴールディ・ホーン。懐かしや。
原題は「シュガーランド・エクスプレス」。
前作の「激突!」とはまーったくこれでもかというぐらい何の関係もない(笑)

あらすじ

窃盗で捕まった夫・クロビスが服役している刑務所に会いに行ったルーシー(ゴールディ・ホーン)。
彼女が夫に持ちかけたのは「更生してね、私待ってるから」なんて甘い言葉ではない。脱獄だ(笑)

なんでそんなこと考えたのかといえば、一人息子のラングストンが養子に出されたから。
これを取り戻さなければ親じゃない!ってその前に真面目にやっとかんかいって思うのだが、
それではドラマが成立しないのでクロビスは脱獄に成功。

ルーシーとクロちゃんはパトカーを乗っ取り、
運転する警官を人質に「エイドリアン!」じゃなかった「ラングストン!」と
別に叫んでいるわけではないのだが、愛する息子がいるシュガーランドに向かう。

二人を追うのはパトロール部隊の隊長・タナー(ベン・ジョンソン)。
決してドーピングの陸上競技選手の方ではない。西部劇常連のおっちゃんの方だ。

追いつ追われつの中、ルーシーとタナーはいつしか奇妙な友情を感じ始めるのだが――という話。

感想

舞台限定ものとロードムービーという対照的な設定ながら、
アル・パチーノの「狼たちの午後」にも共通する面白さ。

実話をもとにしているところもそうだし、
周囲のやじ馬が共感して応援しだすところとかね。

このちょっと間違えるとスカスカになる話を支えているのはやっぱり主演のゴールディ・ホーン。
ああいうキャーキャー騒いでキュートさを感じさせてくれる女優って意外と少ない。

意外と出演作は少ないんだけど好きな女優。「ファール・プレイ」とかね。
コメディ女優として一世を風靡した人ではあるけど、コメディできる人は何でもできる。

この映画はもっと評価されてもいいと思うんだけど。

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