1975年公開のアメリカ映画。
名作「フレンチ・コネクション」の続編。
主演は当然ジーン・ハックマン。今回はシャブ中にされる羽目に。
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あらすじ
前作で捕まえかけた麻薬組織のドン・シャルニエ(フェルナンド・レイ)を追って
はるばる相手の本拠地、フランスはマルセイユにやってきたポパイことドイル。
しかし、言葉もロクにわからん異国の地で
逆にとっ捕まって拉致監禁されたあげく、シャブ中にされる羽目に。
顔はゴツイが性格のいい地元警察のバルテルミ―警部(ベルナール・フレッソン)に
助けられた我らがポパイは、麻薬中毒を克服しボケこらぁと組織を潰しにかかる――という話。
感想
前作のドキュメントタッチと違って娯楽色満載だが負けず劣らず面白い。
ロイ・シャイダーがいないのは残念だが、バルテルミ―もなかなかのもんである。
この人、「さらば友よ」とか「Z」にも出てたよな。いい役者だね。
中年のジーン・ハックマンが相手を追いかけ走る姿は感動もんだ。
当時何歳ぐらいなんかね、今の自分と同じぐらいかなあ。
絶対捕まえたる!と思っとんのか、ぶち殺したる!と思っとんのかはさておき、
ヒーコラ言いながらドンのシャルニエが乗り込むクルーザーを追うポパイはかっこいい。
よく恋愛ものを書く時は「恋は走らせろ」なんて格言があるけど
刑事ものだって「走らせろ」だわねえ、やっぱり。