1955年公開のサスペンス映画。
監督は「ローマの休日」などの名匠ウィリアム・ワイラー。
原作・脚本はジョゼフ・ヘイズ。舞台劇としてもヒット。
主演は「カサブランカ」ハンフリー・ボガート。
もともと売れる前はギャングとか悪役が多かったお方だが、
売れてから悪役をやるのは当時珍しかったのではないか。
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あらすじ
郊外に住むサラリーマン一家。
ダン(フレデリック・マーチ)を会社に送り出し、
ボーイフレンドをダンが気に入るか心配するシンディを送り出し、
生意気盛りの小学生ラルフを学校に送り出し、ようやく一息つく主婦エリー(マーサ・スコット)。
エリーが家事をしているとラジオからは三人組の脱獄のニュースが。
やがてベルが鳴り、エリーがドアを開けるとそこには脱獄囚が立っていた。
リーダーの名前はグレン(ハンフリー・ボガート)。
彼は自分を捕えた男たちに復讐するために脱獄したのだ。
やがて家族が帰宅する時間になる。家族の運命や如何に――という話。
感想
典型的な巻き込まれ型サスペンス。
しかし、誰の身にも起こりうることだから恐ろしい。
特に今なんか突然侵入されてもわからんのと違うか。
双方ともに知恵を絞って難局を乗り切ろうとあの手この手。
もともと舞台劇ということもあって脚本の冴えが素晴らしい。
特に突飛な展開がなくても緊迫感を作れるんだから学ぶべき点は多い。
1991年にはミッキー・ローク主演でリメイクされている。
観たかなあ……忘れてるぐらいだから観てないかも。今度観てみよ。