名作アクション映画「フレンチ・コネクション」を久々に観る

1972年公開のアメリカ映画。
監督は後に「エクソシスト」を撮るウィリアム・フリードキン、
主演はジーン・ハックマン、ロイ・シャイダー、フェルナンド・レイらが出演。
ニューヨークの麻薬摘発を生々しく描いた原作を書いたのはロビン・ムーア。
マフィアがはびこる世界を敢然と描いたこの作品はアカデミー賞主要部門を独占。
当時アクション映画が主要部門を複数制覇するのは画期的なことだった。

あらすじ

ニューヨーク市警麻薬課の刑事、ドイル(ジーン・ハックマン)。
別にほうれん草をたらふく食っているわけではないがポパイとあだ名される彼は、
相棒のラソー(ロイ・シャイダー)とともに麻薬摘発に汗を流している。

時にはサンタに化けながら売人をどつきまわすドイル。
彼らはフランスからの大規模な麻薬密輸の情報を掴み、
地道な張り込みを続けながら黒幕シャルニエ(フェルナンド・レイ)を追い詰めていく。

しかし、ドイルは殺し屋に狙われ――という話。


感想

同時期の作品としてクリちゃんの「ダーティーハリー」がある。
劇場公開なんか日本だと2週間しか違わない。

どちらが日本でヒットしたのかはよく知らんが
最初観た時にインパクトがあったのは「ダーティーハリー」の方かな。

しかし、何回か観ていると「フレンチ・コネクション」の方が
魅力的に見えてくるんだから映画って不思議だよねえ。

例えるなら「用心棒」と「椿三十郎」みたいなもんか。
全然違うような気もしてきたけど。

ま、フレンチコネクションも椿三十郎も
見れば見るほど味わい深いスルメみたいなもんだ。

なんちゅうても歴史に残る名シーンは
冬枯れのニューヨークで繰り広げられる追跡劇。

オリーブはいないポパイが車ボコボコにしながら
殺し屋の乗った電車を追いかけていく。

アメ車の頑丈さをこれでもかと見せつけてくれる。
ポパイが殺し屋ぶち殺すところに至っては思わず拍手。

相手撃って拍手したのはこの映画と
仁義なき戦い完結編で田中邦衛の槇原が撃たれたシーンぐらいだ。

しかし、ロイ・シャイダーって刑事が似合う。
なんやったけ、セブン・アップスだったかな、主演の刑事もの。
あれもカーチェイスが秀逸やったよねえ。また観よ。

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