1965年公開の大映時代劇映画。
眠狂四郎シリーズ第6弾。
主演は市川雷蔵、瑳峨三智子、須賀不二男らが出演。
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あらすじ
ある日、自分を買ってくださいと女に懇願された眠狂四郎(市川雷蔵)。
一両を渡しその武家風の女の申し出を断るのだが、翌朝女は自害。
以前、狂四郎に殺された兄の敵討ちに燃えるおりん(瑳峨三智子)に嘲笑される。
狂四郎は死んだ女のために大工の孫・鶴松を預かる。
鶴松は信州岩城藩主が妾に産ませた子だった。
一度は殺されかけた鶴松だが、世継ぎのできない岩城藩では鶴松を連れ戻そうとする。
武家の勝手な理屈に怒りを覚えた狂四郎は、
大工になりたいという鶴松の夢をかなえるため立ち上がる。
だが、狂四郎の行く手には二重三重の罠が張り巡らされていた――という話。
感想
毎度おなじみといえばおなじみの展開。
しかしまあ、妾の子が絡む設定の多いこと。あと黒ミサとか。
さすが転びバテレンの息子だけあって因縁めいた話が付きまとう。
他の作品との違いでいえば、狂四郎と子供の心の触れ合いの部分かな。
展開はわりかし悪くないだけに
悪役側にもうちょっと魅力が欲しかった気がせんでもない。
ま、そんな感じ。