東映映画「前科おんな殺し節」を観る

1973年10月公開の東映映画。
オレが生まれた時期にこんなの上映してたのね。

あらすじと感想

いきなりスナックに現れ、暴れまくるマキ(池玲子)。
周囲の男を滅多切りにするが、肝心の大場(葉山良二)は逃す。

殺人未遂ならびに傷害罪で女子刑務所に送られるマキ。
そこで待ち構えていたのは毎度おなじみの囚人たち。

男(由利徹)を強姦、恐喝、暴行傷害したかおる(片山由美子)、
夏子(風間千代子)、雪江(宗田政美)、そして政代(杉本美樹)。

毎回毎回ようやるよな、いろんな役。

当然というかお約束というか
刑務所の運動場でマキと政代のタイマンが炸裂。

これが長い長い。どんだけ尺とんのよ。
それでまあ、お互い認め合うようになるわけで。

そしていきなり数年後。
前段階でお互いの過去を散々しゃべり、
マキがシャブの売人をしてたオヤジの仇を討つため、
大場に復讐しようとしていることを知ってる面々は協力。

映画「用心棒」のパクリのごとく
大場と対立する地元暴力団・浜安組をけしかけ抗争に。

この浜安組の子供が鉄。演じているのは今は亡きチイチイ。
なぜだか酒瓶をやたらとあおる。

で、つぶし合うのだが大場の情婦が政代だったことから、
またまたお互いナイフを握ってキャットファイトが始まる――。

ま、なんちゅうかとにかく薄い。ゆるゆる。
裸は結構出てくるけど。だからどうしたという話だが。
演出の大切さがわかる作品。

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