1987年出版の作品。
土曜ワイド劇場の鉄道捜査官シリーズ16の原作。
ドラマのサブタイトルは
「富士河口湖 同窓会ツアー連続殺人!
山梨側から静岡側に瞬間移動!?富士山縦断ダイヤトリック!」
伊勢・志摩は一切関係ない(笑)
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あらすじ
三上部長に呼び出された十津川警部。
元大臣の平山から旅行先の伊勢で失踪した娘の
捜索を内密に依頼され、元部下で私立探偵の橋本に協力を要請。
伊勢に向かった橋本は謎の女に尾行され、
情報を知っていそうな宿の女将は殺害され、
橋本を襲った男はライフルで射殺される。
さらに東京では橋本を尾行していた謎の女が
失踪中の平山の娘の部屋から死体となって発見される。
連続殺人の背景にはいったい何があるのか?
伊勢に向かい橋本と合流した十津川と亀井は
少しずつ真実に近づいていくのだが――という話。
感想
橋本が登場するのだが、後半は全く絡まない。
伊勢志摩でボーッと置き去りにされているだけ。
十津川と亀井がすべてを解決していってしまう(笑)
ま、そんなもんだ。
ドラマ化された際は沢口靖子主演のシリーズなので、
当然十津川も亀井も橋本も全く出てこない。
沢口靖子が高校時代の仲間と共に
河口湖に日帰り旅行に行くことになるのだが
待ち合わせの場所に一人やってこない人物がいるという話に。
これが原作でいうところの平山の娘ですわな。
娘はとよた真帆、平山は竜雷太。
内容は観てないからさっぱりわからない。
原作は……面白い部分もあるけどなんか薄い感じ。
後からごちゃごちゃ出て来すぎるような。
人物整理と構成がもひとつなのかもねえ。