2005年公開の東映映画。誰と観に行ったのかさっぱり記憶がない。公開当時、あまり期待せずに観に行ったのだが意外に面白かった。その印象は久々に観てもあまり変わらない。なんでそう感じるのかといえば、やっぱり脚本がちゃんとしているから。中年のサラリーマンが高校生に喧嘩を習うというだけの話なんだけどある意味お互いの成長物語というか変化がわかりやすく伝わってくるのがいい。中年サラリーマンが堤真一で喧嘩教える
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1981年のにっかつ映画。アリスの同名曲がテーマソング。同じ日活でも石原裕次郎の同名映画とは別。あらすじと感想まあなんちゅうかやるせない映画。久々に観てもそのある意味けったくそ悪さは変わらない。どんな話かといえば、田舎から都会に出てきた青年が金持ちの娘に惚れてしまうが最後は悲劇を迎えるという話。青年を演じたのは本間優二。暴走族ブラックエンペラーの名誉総長も務めたお方。現在は芸能活動をしていないが何
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1981年公開の角川映画。セーラー服姿の薬師丸ひろ子が機関銃をぶっぱなした後につぶやく「カ・イ・カ・ン」が話題になった。冷静に観るとあのシーン結構危ないわな。あらすじと感想親を亡くしたばかりの女子高生が突然暴力団の組長に就任するというなかなかとんでもない話。今だったら作るのにいちゃもんつけられそうだ。しかも就任するだけでなく、麻薬に関する事件に巻き込まれ敵対する組の本部に殴り込みをかけ機関銃をぶっ
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1963年の松竹映画。村八分を通じて群集心理の恐ろしさを描いた作品。出演は加藤剛、岩下志麻、菅原文太、加賀まりこ、加藤嘉、田中絹代。あらすじ太平洋戦争末期、北海道の村に疎開してきた一家。その娘(岩下志麻)に村長の息子(菅原文太)との縁談が持ち込まれる。しかし、息子は評判の良くない男で戦地で起こした残虐行為を娘の兄(加藤剛)に目撃されていた。縁談は破談となり、その日から村人たちは一家に嫌がらせを始め
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1965年の東映映画。監督は内田吐夢、原作は水上勉。出演は三国連太郎、高倉健、伴淳三郎、左幸子など。あらすじ1947年9月。青函連絡船遭難の日に犬養多吉(三国連太郎)は仲間2人と質屋一家を殺害し火を放った。そして函館から小舟で下北に逃げたのだ。刑事弓坂(伴淳三郎)は身元不明の水死体に疑問を持つ。しかし、結局事件は迷宮入り。それから10年が経った。舞鶴で犬養は樽見京一郎と名を変え、篤実な実業家として
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1972年~1973年にかけて放送されたテレビ時代劇。全31話。この第三部だけ越前の息子・忠宣が登場する珍しいシリーズ。レギュラー出演者は大岡越前→加藤剛 雪絵→宇津宮雅代榊原伊織→竹脇無我 千春→土田早苗村上源次郎→大坂志郎 辰三→高橋元太郎池田大助→原田大二郎大岡忠高→片岡千恵蔵 妙→加藤治子猿の三次→松山英太郎他に山口崇、天知茂、志村喬、中村竹弥、里見浩太朗など。あらすじと感想
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1980年の日本映画。原作・小松左京、製作・角川春樹、監督・深作欣二。出演は草刈正雄、オリビア・ハッセー、千葉真一、渡瀬恒彦、グレン・フォード、緒形拳、森田健作、多岐川裕美、永島敏行など。音楽はジャニス・イアンと豪華メンバーだった。あらすじと感想構想5年、製作期間3年、製作費24億5千万。2本立て興行が成り立たなくなり、大作1本に予算を使う傾向が顕著となっていたこの時期でも破格の製作費だった。最初
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2000年の日本映画。監督・脚本は熊井啓。出演は中井貴一、寺尾聰、細川直美、この頃は清純派だった遠野凪子。いまから思えばドラマ「未成年」の感じが一番素だったのかも。いわゆる「松本サリン事件」をモチーフに映画化。監督の第1回作品「帝銀事件・死刑囚」を彷彿とさせる内容。そもそも熊井監督は幼い頃に被害を受けた河野家の近くに住んでいたそうだ。冤罪は予断を持った捜査、マスコミによる誘導というか疑惑の拡大、そ
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1975年の東映映画。志保美悦子主演、内藤誠監督。あらすじと感想出だしからアクション満開。線路に縛り付けられている女が二人。そこに駆けつけてくるマキ。胸には赤字で「13」。なんとまあセンスのない。志保美悦子の歌全開の中、不良グループをボコボコに。なんでかしらんがついでにチンピラ連中もボコボコに。この歌声がすごい。なんちゅうかジャイアン顔負けというか。藤純子の「緋牡丹博徒」がまともに聞こえるというか
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1965年公開の東宝映画。「芸術か記録か」という論争を引き起こした映画として知られる。最終的な制作費は当時の金で3億を超えた。最初に話が来たのは黒澤明らしい。予算の関係で断ったそうだがもし引き受けていたらどんな映画になったのやら。今日の五輪後にやるようなスポーツダイジェストをイメージするとあれ?という感じになる。なんせアスリートの表情とかをひたすらとらえていたりするから。現代のスポーツニュースとか
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