デアゴスティーニから発売の全話シリーズ第50弾。
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ゲストは145~147話と一緒。
あらすじ
紀子(島かおり)を日本大使館に送った田口(佐々木功)は
シャンティ競馬場で黒木警視、小田切警視と会って真意を打ち明ける。
田口は出国前に黒木らが一方的に押し付けた密約を了解していた。
テロ活動の指令を受け取るため、
コペンハーゲンに向かう田口を追い、一緒に行く紀子。
一方、立花警部補はテロ活動の全貌を探るため、
捕まえたテロリスト・冴子(桜井浩子)を徹底的に尋問していた。
やがて、テロリストたちの計画を知った黒木たちは、
殺し屋の手から田口を守るため、コペンハーゲンに向かうのだが--という話。
感想
4話続けてきて、最後がこれかい、というのが感想。
てっきり姉が殺し屋だと思ってた。
それ以外、どこが面白いねんって感じしかしない。
コペンハーゲンの風景とかはよろしいけどね。
デンマークとか北欧って行ってみたいねえ、一度でええから。
風景以外の見どころって、
立花警部補の取り調べぐらいしかないぞ、正直。
ゲストは沢井桃子、千葉裕、武知杜代子、石橋蓮司、藤岡重慶など。
あらすじ
親戚の結婚式に出席していた
夫婦の家に空き巣が入り、現金80万円が盗まれた。
その事件を目撃したというタレコミ電話が立花警部補のもとに。
しかし、立花はその電話を無視。
なぜなら、電話をかけてきた相手は
以前煮え湯を飲まされたことのある老婆・中根いと(武知杜代子)だったからだ。
ところが、いとが何者かに刺殺された。
責任を感じた立花は、捜査に全力を挙げるが
いとの孫娘・尚子(沢井桃子)は立花に敵意を見せて--という話。
感想
これはよくできてる作品。
脚本と演出の妙、俳優陣のバランスといい見ごたえ抜群。
所轄の藤岡重慶さん、疑われる石橋蓮司さん、
立花警部補の取調室のシーンなんかもいいし。
はたまた、いとの家で立花が見上げる前に、
じいさんと息子が警官だった写真を映しているのもいい。
立花が見る前に、何気なく映っているのがいいんだな。
人間関係のアヤというか、妙というか細かいところが素晴らしい。
こういう娘ならお任せカルテットの一角、沢井桃子さんまたまた登場。
誰もカルテットとは呼んどらんのだが、似合いすぎ。
個人的にあと三人は山本みどりさん、竹井みどりさん、三浦リカさんね。
ラストもいいしね。
しいていえば真犯人だけど、これぐらいは許容範囲かなあ。
ゲストは長門勇、鳥居恵子、吉田次昭、梅津栄、奥村公延など。
あらすじ
山田刑事がたまに寄る小料理屋の主人、沢井(長門勇)。
沢井は山田の先輩で、足のケガが理由で警察を退職していた。
店の看板娘の長女・美知子(鳥居恵子)、
長男・洋一(吉田次昭)と慎ましい生活を送っている沢井の店は、
値段が安いことから出稼ぎ労働者やサラリーマンから重宝されていた。
ところが、店の常連客・松島(梅津栄)、
大森(奥村公延)が相次いで何者かに暴行され、
給料だけでなく命まで奪われてしまう。
怒りに燃える山田刑事は沢井に協力を求めるが--という話。
感想
山田刑事ものとしては、ここまでの作品では一番かも。
中盤までの設定と展開がとてもいい。
父と子の葛藤なんかもよく出てるし、遺族の設定も上手い。
鳥居恵子さんといえば「おひかえあそばせ」と「白い牙」。
はたまた、杉良の『新五捕物帳』なんかでも名演を披露している。
もっと評価されていい女優さんなのにね。
Gメンでは後にセミレギュラーになるけど。
長門勇さん、梅津栄さん、奥村公延さんと
日本映画・テレビドラマの歴史に輝く名バイプレーヤー出演の回。
ラストというか、後半がもうちょいどうにかならんのかねえってとこですな。
死にゃいいってもんじゃないのよね。
そのあたり、安易な感じはするんだけど。