西村京太郎97「夜ごと死の匂いが」を読む

1985年初出の短編集。「夜ごと死の匂いが」「危険な賞金」「危険な判決」「危険なスポットライト」「狙われた男」「私を殺さないで」の計6編を収録。十津川警部も出てくりゃ秋葉京介も出てくる短編集。「夜ごと死の匂いが」は十津川&亀井コンビ。真夏の熱帯夜にボウガンで女性が撃たれる謎の連続殺人。被害者に共通点が見つからない。犯人の動機はいったい何なのか?--という話。「危険な賞金」は十津川警部短編初登場作。
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西村京太郎172「飛騨高山に消えた女」を読む

1990年出版の作品。2008年にTBSで映像化。あらすじ秋の観光シーズン。飛騨高山の秋祭りは終わったがまだまだ観光客で賑わっていた。古い家並みで有名な高山市上三之町も例外ではない。若い女性のスケッチしている絵を見て加東巡査は感心した。しばらくして旅館から若い観光客が戻ってこないとの知らせが。落ち葉の下から発見された若い女の絞殺死体。その女がスケッチブックを所持していたことから加東巡査が見かけた女
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西村京太郎281「西伊豆 美しき殺意」を読む

1999年出版の作品。2001年にTBSで映像化。あらすじ井の頭公園で男の射殺死体が発見された。男は盲目の新進画家・木下と判明。木下には世話を一手に引き受けていた恋人の足立えり子がいたはずだが謎の失踪。しかも木下の代表作12点も忽然と消え失せた。やがて巻き起こる謎の連続殺人事件。被害者の顔には木下が影響を受けた西伊豆出身の画家の「龍」と「鶴」のハンカチが。誰が何のために殺人を? 十津川警部の推理は
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西村京太郎212「尾道・倉敷殺人ルート」を読む

1993年出版の作品。1998年にTBSで映像化。あらすじ十津川警部の部下・日下刑事の両親が乗る尾道・倉敷行きの観光バスが行方不明になった。観光会社に押し掛けた日下刑事だが埒が明かない。姉夫婦が同じ観光バスに乗っているという女子大生、小川麻美とともに倉敷へ向かう。倉敷についた日下刑事に十津川警部から連絡が。観光バスの身代金として1億円相当の宝石が要求されたとのこと。まんまと犯人にしてやられた捜査陣
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西村京太郎222「萩・津和野に消えた女」を読む

1994年出版の作品。同年にTBSでテレビドラマ化。あらすじ「あいつを殺しに行ってきます」と置手紙を残し失踪した女、木下由美子。家族から相談を受けた十津川警部たちは対象を由美子の恋人、白井と予測するがその白井も失踪。そして数日後、萩で白井の撲殺体が発見される。次いで津和野で由美子の服毒死体が発見される。白井を殺して由美子は自殺したという形で捜査は終了しようとしていたが十津川警部は腑に落ちない。違う
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ドラマ原作・西村京太郎347「熱海・湯河原殺人事件」を読む

2003年出版の作品。2012年にTBSでテレビドラマ化。あらすじ殺人罪で6年の刑期を終え出所した小早川。熱海・湯河原の町で知られた悪だった彼の帰郷に眉をひそめる者、古傷を探られないかビクビクする者続出。平穏な温泉街に緊張が走る。小早川は奥湯河原の高級旅館に逗留。芸者の小雪に同じく芸者だった雪乃が死んだことを告げられる。かつて自分が住んでいた部屋を訪れ、雑誌記者の立花亜矢と知り合う小早川。小早川は
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西村京太郎191「越後・会津殺人ルート」を読む

1992年出版の作品。1999年にTBS、2014年に土曜ワイド劇場でドラマ化。あらすじ井の頭公園で若い女性の刺殺体が発見された。彼女の所持品の中に、十津川警部の名刺があった。特急の切符があったため、十津川は周囲を説得し単身浅草発の東武特急に乗り込む。すると女性の声で「会津若松から喜多方、新潟へまわれ」との指示が。言われた通りに動く十津川の前に謎のカメラマンの女性が現れる。警戒する十津川だが、彼女
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西村京太郎413「日光・鬼怒川殺人ルート」を読む

2007年出版の作品。2008年土曜ワイド劇場で映像化。あらすじ東武浅草駅構内のコインロッカーから発見された謎の骨壺。俗名が書かれた位牌と列車の名前が書かれた殺人予告が入っていた。十津川警部と亀井は対策を協議し、予告日の特急列車を監視するも犯行は行われた。殺害されたのは有名なミュージシャンでありデザイナーでもある男。胸のポケットには藤村操の遺書の一部が。続いて上野駅のコインロッカーから同様のものが
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西村京太郎164「特急『白山』六時間〇二分」を読む

1989年出版の作品。ゲーム感覚の犯罪に十津川警部たちが振り回される。1997年に土曜ワイド劇場で映像化。あらすじ中央商事でエリートコースを歩いていた長田。ところが、突然金沢支店への転勤を命ぜられる。明らかに左遷人事を招いたのは、愛人の存在。長田は愛人を殺すべく列車トリックを用い、彼女の部屋に向かうがすでに彼女は殺されていた。動転した長田は予定通り元の列車に乗り込むがそこで謎の女にアリバイ工作の資
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西村京太郎165「特急ゆふいんの森殺人事件」を読む

1990年出版の作品。1995年に土曜ワイド劇場でドラマ化。高島忠夫が十津川警部という珍しい回。あらすじ十津川警部の元部下で私立探偵の橋本。彼には刑務所に入ってた暗い過去があるのだがそれを週刊誌で暴露され仕事は激減。困っているところに失踪人捜査の依頼が。2人組の男女が会社の金を持ち逃げしたというのだ。2人の足取りを追って九州へ向かう橋本だが飛行機に乗る際に亀井刑事と西本刑事と出会う。熊本で起きた殺
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