女番長シリーズ1・東映映画「女番長ブルース 牝蜂の逆襲」を観る

1971年公開の東映映画。時代を感じるというか何というかトンデモ映画。あらすじ関西の女番長グループ「アテネ団」。なぜだか全員並んで仁義をきるこのわけわからんグループのリーダー・玲子(池玲子)の美貌にメロメロの地元の愚連隊連中。そして勢力拡大にこれらの連中を利用しまくる秋本組組長(安部徹)。似合うなあ。で、この秋本組にいる刑務所帰りの土居(天知茂)。足を洗おうとしていた土居はヘタうった玲子を助ける。
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横溝正史映画「悪魔の手毬唄」を久々に観る

1977年公開の東宝映画。前年の「犬神家の一族」に続く市川崑監督・石坂浩二金田一耕助作品第2弾。あらすじ古い因習が根強く残る四方を山に囲まれた村、鬼首村。20年前、この村では仁礼家(秤屋)と由良家(桝屋)の二大勢力が事あるごとに対立。不況にあえぐ中、神戸から恩田育三という男が来た。恩田は由良家にある副業を持ち込み、村人は豊かに。ところが、恩田は詐欺師だった。亀の湯の源次郎が疑惑を持ち詰め寄るも逆に
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秋吉久美子主演映画「透光の樹」を観る

2004年公開の日本映画。主演は秋吉久美子、永島敏行、監督は根岸吉太郎。原作は高樹のぶ子の谷崎潤一郎賞受賞作。ショーケンの降板劇が話題となった。あらすじ舞台は石川県鶴来町。現在は市町村合併で白山市。映像制作会社の社長である今井(永島敏行)は、かつて取材に訪れた街であるこの地を歩き、高校時代の面影を残した千桐(秋吉久美子)と25年ぶりに再会。刀鍛冶だった父親の介護をしながら一人娘を育てる千桐の苦境を
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深作欣二42・東映映画「ドーベルマン刑事」を久々に観る

1977年公開の東映映画。原作はジャンプに連載されていた同名作だがタイトル以外は似ても似つかぬ作品となった。あらすじ新宿で女性の焼死体が発見。被害者の身元は石垣島出身と判明。警察は連続殺人放火魔の仕業と断定、元暴走族の三迫(岩城滉一)に容疑がかかる。女の遺骨を引き取りに石垣署からやってきた加納(千葉真一)。事件に疑問を持った彼は、新人歌手(ジャネット八田)の救出に力を貸して以降、芸能界の裏側に突っ
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傑作アクション映画「誘拐」を久々に観る

1997年公開の東宝映画。脚本は森下直の城戸賞受賞作。主演は渡哲也、永瀬正敏。撮影は木村大作。前半の見せ場である身代金受け渡しシーンで行われた史上空前の東京ロケーション撮影が話題となった。あらすじ大企業の常務誘拐事件が発生。運転手も巻き添え。目撃者の老人の証言によれば、事件が起きたのは日曜の早朝。叩き上げのベテランで捜査一課の津波警部(渡哲也)と若手のエリートでロスから呼び戻された藤一郎(永瀬正敏
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石井輝男監督「残酷異常虐待物語 元禄女系図」を観る

1969年公開の東映時代劇映画。サディスティック要素満載の問題作。出だしから土方巽一座の暗黒舞踏が全開。その後の異常な展開を十分に予想させてくれる。基本、物語は医師・玄達(吉田輝雄)がまあ狂言回しと言ってしまっては何だがこいつによって3つの話が結びついていく。第1話がおいと(橘ますみ)の話。第2話がおちせ(葵三津子)の話。第3話がおみつ(尾花ミキ)の話。おいとの話はまあありがちというか。やくざな男
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明智小五郎美女シリーズ6「妖精の美女」を久々に観る

1978年12月30日土曜ワイド劇場で放送。美女シリーズ第6弾。原作は「黄金仮面」。あらすじと感想最初から明智くんが眉間にしわを寄せ、カメラ目線で黄金仮面の話を長々と。無名時代の宅麻伸が犬連れて歩いてる。で、黄金仮面からの挑戦状が。格さん・伊吹吾郎のカタコトはわけわからん。そしてそれに使われるモロボシ・ダンはもっとわけわからん。さらに今回のヒロイン、かげろうお銀じゃない由美かおる。今と変わらぬ美人
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山本薩夫監督映画「牡丹灯籠」を久々に観る

1967年公開の大映京都映画。主演は「橘警部」はまだまだ先の本郷功次郎。他に赤座美代子、小川真由美、西村晃など。あらすじ季節は盆。灯籠流しの宵に旗本の三男坊、徳田新之助ではない新三郎(本郷功次郎)は吉原の遊女お露(赤座美代子)と知り合う。その夜、お露は下女のお米と新三郎の長屋へ。そこで新三郎はお露が武士の娘でありながら吉原に売られた不幸な身の上を知る。新三郎はお露に同情し、お米の頼みもあって契りを
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話題の傑作映画・上田慎一郎「カメラを止めるな!」を観る

池袋シネマ・ロサで鑑賞。入り口にはチケットを求め並んでる並んでる。内容は観て楽しんでいただくとしまして。噂には聞いていたが、まあ面白い。とにかく脚本が素晴らしい。見事。うまいなあじゃなく凄いなあの世界。いろいろな伏線が後半全て回収される。こういう見せ方ありか、と。構成力の勝利というか。逆にいえばこういう風にしないと伝わらないのかも。一言で言えば「ゾンビ映画製作現場を舞台にしたヒューマンコメディ」。
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名作日本映画・矢口史靖監督「スウィングガールズ」を久々に観る

2004年公開の日本映画。「女子高生のビッグバンドジャズ」という斬新な設定、東北の美しい四季を織り交ぜた心から楽しめるストーリーと上野樹里はじめ瑞々しい演技が爽やかな感動を呼び大ヒットした。あらすじどこにでもいそうな女子高生たち。ある日、食中毒になった吹奏楽部のために補修サボり組の13人とギターとベースしかできない3人が集まった。吹奏楽部の生き残りである男子とともにビッグジャズの猛特訓。やっとこさ
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