1983年公開の松竹映画。原作は村松友視の直木賞受賞作。あらすじ東京の大井にある骨董屋「時代屋」。この家の主人は安さん(渡瀬恒彦)。ある日、野良猫を連れたいい女・真弓(夏目雅子)がそのまま猫と一緒に居着くことに。それからの時代屋は雰囲気が変わる。どこから来たのかとも安さんは真弓に聞かない。相手に必要以上に踏み込まないのが都会の流儀、とばかりに。ある日、真弓が家を出たまま戻ってこない。遊び仲間の喫茶
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1983年公開の東宝映画。同年の高部知子主演で制作された連続ドラマは大ヒット。最終回の視聴率45.3%はいまだ破られない金字塔。映画も主演する予定だったがスキャンダルで渡辺典子になった。あらすじ個性派俳優の穂波高介(藤田まこと)、その妻・美知江(いしだあゆみ)、一人娘の由布子(渡辺典子)。一見幸せそうなこの家庭が崩壊したのは由布子が中学2年生の時だった。幼い頃に腹部腫瘍の大手術を受けた由布子はその
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1977年6月から約半年間放送。全26回。赤いシリーズ第5弾の本作は最終回で37.2%を記録。脚本家でさえ誰が犯人かわからない話の展開が話題を呼んだ。あらすじ音楽大学助教授の大沢(宇津井健)。彼は弟の実(石立鉄男)が勧めてくれたスナックでピアノを弾いていた田代(水谷豊)を弟子に。しかし、これが悲しい運命を呼んでいくことに――という話。感想赤いシリーズと言えば山口百恵のイメージが強いが、実はこの「赤
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1971年公開の東映映画。時代を感じるというか何というかトンデモ映画。あらすじ関西の女番長グループ「アテネ団」。なぜだか全員並んで仁義をきるこのわけわからんグループのリーダー・玲子(池玲子)の美貌にメロメロの地元の愚連隊連中。そして勢力拡大にこれらの連中を利用しまくる秋本組組長(安部徹)。似合うなあ。で、この秋本組にいる刑務所帰りの土居(天知茂)。足を洗おうとしていた土居はヘタうった玲子を助ける。
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1977年公開の東宝映画。前年の「犬神家の一族」に続く市川崑監督・石坂浩二金田一耕助作品第2弾。あらすじ古い因習が根強く残る四方を山に囲まれた村、鬼首村。20年前、この村では仁礼家(秤屋)と由良家(桝屋)の二大勢力が事あるごとに対立。不況にあえぐ中、神戸から恩田育三という男が来た。恩田は由良家にある副業を持ち込み、村人は豊かに。ところが、恩田は詐欺師だった。亀の湯の源次郎が疑惑を持ち詰め寄るも逆に
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2004年公開の日本映画。主演は秋吉久美子、永島敏行、監督は根岸吉太郎。原作は高樹のぶ子の谷崎潤一郎賞受賞作。ショーケンの降板劇が話題となった。あらすじ舞台は石川県鶴来町。現在は市町村合併で白山市。映像制作会社の社長である今井(永島敏行)は、かつて取材に訪れた街であるこの地を歩き、高校時代の面影を残した千桐(秋吉久美子)と25年ぶりに再会。刀鍛冶だった父親の介護をしながら一人娘を育てる千桐の苦境を
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1977年公開の東映映画。原作はジャンプに連載されていた同名作だがタイトル以外は似ても似つかぬ作品となった。あらすじ新宿で女性の焼死体が発見。被害者の身元は石垣島出身と判明。警察は連続殺人放火魔の仕業と断定、元暴走族の三迫(岩城滉一)に容疑がかかる。女の遺骨を引き取りに石垣署からやってきた加納(千葉真一)。事件に疑問を持った彼は、新人歌手(ジャネット八田)の救出に力を貸して以降、芸能界の裏側に突っ
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1997年公開の東宝映画。脚本は森下直の城戸賞受賞作。主演は渡哲也、永瀬正敏。撮影は木村大作。前半の見せ場である身代金受け渡しシーンで行われた史上空前の東京ロケーション撮影が話題となった。あらすじ大企業の常務誘拐事件が発生。運転手も巻き添え。目撃者の老人の証言によれば、事件が起きたのは日曜の早朝。叩き上げのベテランで捜査一課の津波警部(渡哲也)と若手のエリートでロスから呼び戻された藤一郎(永瀬正敏
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1969年公開の東映時代劇映画。サディスティック要素満載の問題作。出だしから土方巽一座の暗黒舞踏が全開。その後の異常な展開を十分に予想させてくれる。基本、物語は医師・玄達(吉田輝雄)がまあ狂言回しと言ってしまっては何だがこいつによって3つの話が結びついていく。第1話がおいと(橘ますみ)の話。第2話がおちせ(葵三津子)の話。第3話がおみつ(尾花ミキ)の話。おいとの話はまあありがちというか。やくざな男
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1978年12月30日土曜ワイド劇場で放送。美女シリーズ第6弾。原作は「黄金仮面」。あらすじと感想最初から明智くんが眉間にしわを寄せ、カメラ目線で黄金仮面の話を長々と。無名時代の宅麻伸が犬連れて歩いてる。で、黄金仮面からの挑戦状が。格さん・伊吹吾郎のカタコトはわけわからん。そしてそれに使われるモロボシ・ダンはもっとわけわからん。さらに今回のヒロイン、かげろうお銀じゃない由美かおる。今と変わらぬ美人
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