「雨の降る夜は心も濡れる まして一人じゃなお寂し」と歌っていたのは美川憲一「柳ヶ瀬ブルース」。「冷たい雨」を歌っていたのはハイ・ファイ・セットで作詞・作曲はユーミン。そんなこたあどうでもいいのだが寒いとこに雨が重なるとやる気の出ないこと出ないこと。日が変わって雨がやんでも変わらず寒い。金稼いだらハワイに永住したいホント。もしくは夏北海道で、冬沖縄に住むか。そんな生活がしたいと思う今日この頃。最近
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テレビ時代劇「長崎犯科帳」を全話観た。1975年の作品で日テレで放送されたもの。あらすじと感想メンバーは萬屋錦之介、田中邦衛、火野正平、杉本美樹、新克利とそれなりに豪華。要は必殺シリーズが流行っていたのでTBSが「影同心」を制作したのに対しじゃあ日テレもという感じだったのだろうか。必殺との違いでいえば被害者から金をもらうんじゃなくて、錦之介の長崎奉行が堂々と賄賂をもらいそれを殺し料に使うという考え
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ちょっと暖かくなったと思えばすぐ寒くなる今日この頃。明日から3連休で最後は成人の日。新成人の倍チョイ生きてきたんだよねえこっちは。自分の成人式なんて夏にやる自治体だったもんでTシャツにジーパンで行ってなんか映画観た。なぜか「私を抱いてそしてキスして」だったような。日本で初めてエイズの話を正面から描いた作品ではあるけれどもうちょっと他になんかあるだろとも今からしてみれば思ったりする。まあそんなオツム
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正月はどことも雪で大変とのことで。クソ寒いし布団の中で箱根駅伝を見て昼前からノコノコ起きる寝正月を過ごし、気がつけば休みも残り一日。ボロプリンターと格闘しながらシナリオを印刷し読み返す。まったく気に入らず頭からやり直し。そんな事をしながら昨日は新春時代劇「大江戸捜査網」を観た。昔よく再放送をやってたので話の流れはわかるわいな。日本版「スパイ大作戦」というか「アンタッチャブル」というべきか。最初は杉
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1973年公開の東映ポルノ時代劇。タイトルの付け方がいかにも東映。ポルノ時代劇って。原作は「子連れ狼」の小池一夫。漫画原作者の偉大なる先人の一人。主演は丹波哲郎。名前は明日死能! なんとまあアナーキーな。丹波さん本人が原作の熱狂的ファンだったらしい。公開当時「最も狂った映画」とまで評されたそうだ・・・ あらすじと感想忘八というのはそもそもどういうことかというと「忘」という字は「忘れる」ということで
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時代劇映画数々あれど映像も内容も異色だな~と思った作品が1962年公開の小林正樹監督「切腹」。あらすじと感想黒澤明監督の「用心棒」や「椿三十郎」が公開され大ヒットしていた時代。娯楽色満載でこれらの作品は今観ても面白いですが、そんな頃に武士社会のもつ矛盾や虚飾、偽善など暗い部分を告発するかのような反娯楽時代劇を作ったところが新しいな~と思うわけです。主人公の仲代達矢、三国連太郎、丹波哲郎に中谷一郎と
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1966年公開の東映時代劇映画。長谷川伸原作、監督は極端なローアングルとクローズアップが特徴の加藤泰。主演は中村錦之助、脇は東千代之介に渥美清、女優陣は池内淳子、三原葉子といった面々。あらすじ弟分の朝吉(渥美清)を抗争の犠牲にしてしまった沓掛時次郎(中村錦之助)。鴻巣一家に草鞋を脱ぎ、一宿一飯の義理で敵対する三蔵(東千代之介)を斬る。今際の際の頼みで、時次郎は三蔵の女房・おきぬ(池内淳子)と息子・
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日本映画ベストテンとか時々特集がありますが必ずといっていいほど1位に輝いてきたのがこの黒澤明「七人の侍」です。あらすじと感想劇場公開されたのは昭和29年(1954年)。この年のキネ旬ベストテン第3位、ベネチア国際映画祭銀獅子賞に輝いております。ちなみにキネ旬ベストワンは木下恵介「二十四の瞳」、5位には溝口健二「近松物語」など名作ぞろいです。「七人の侍」は後に西部劇「荒野の七人」としてリメイクされる
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