デアゴスティーニから発売の第21弾。
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ゲストは汀夏子、高田敏江、竜崎一郎、有川正治など。
あらすじ
どこから出たのか吉宗の御台所選びが
行われるという噂話を真に受けて、
各藩の大名が五郎左衛門に賄賂を届けるわ、
吉宗の入浴中や就寝中に各藩の姫が現れるわで大騒ぎ。
やっとこさ城を抜け出した吉宗は、
複数の侍に追われていた娘を助けてやった。
その娘は若年寄・青山備中守(竜崎一郎)の娘・雪姫(汀夏子)。
互いの人柄に惚れ合った二人は、次第に思いを募らせていくが
助八の調べで備中守が悪事が次々と明るみになって――という話。
感想
冒頭約10分にわたるコメディ感、
吉宗と雪姫のラブストーリー、
め組の面々や雪姫の乳母・浪江(高田敏江)が織りなす人情噺、
殺陣とアクションなどいろんな要素が盛りだくさんの回。
オスカル登場で吉宗と恋に落ちていく。
たぶん霊感ヤマ感第六感が働いたに違いない。
フランキー堺さんも喜んでいることだろう。
竜崎一郎さんは戦前から映画に出てる方ですな。
高田敏江さん=お母さんのイメージが強い。
ちょうどこの頃、レッドビッキーズやってたんちゃうかな。
ビッキーズは『てれびくん』でマンガもあったと思うんだけど。
結構あの頃、コラボじゃないんだろうけど
ドリフのマンガとか『闘将ダイモス』のマンガとか
バラエティやアニメをきっちり観ていなくても
内容がわかるというか、『てれびくん』よく読んでたなあ。
小峰隆司さんのドキュメント番組が昔あったんじゃないかなあ。
悪役の俳優さんを取り上げたの。
福本清三さんとか八名信夫さんより前の話。
なんか観た気がするんだけど。
相変わらず話が大きくそれたが、
もうちょっと盛り上げられるんじゃないかとも思った回。
ゲストは藤田美保子、三ツ木清隆、天津敏など。
あらすじ
西の丸御殿の修復工事するでと言い出した吉宗。
金ないのに何を言い出すのかと訝る五郎左衛門をよそに、
いつもは慎重な忠相までが工事に賛成する始末。
実はこれ、吉宗と忠相の策略だった。
普請事業に関する利権を貪る悪党一味のあぶり出しだったが、
そのために若侍・森小次郎(三ツ木清隆)がピンチに。
そして、悪党とつるんで小次郎をたぶらかす
芸者・小染(藤田美保子)の正体は――という話。
感想
構成の妙が楽しめる一篇。
ま、結構丸わかりではあるけど。
藤田美保子さん=響圭子刑事ですな、やっぱり。
三ツ木清隆さんは後にレギュラーになるけど、
初期の『大江戸捜査網』にセミレギュラーで出てましたな。
悠木千帆(樹木希林)さんも出てた頃。
時代劇と刑事ドラマのイメージが強い。
熱血漢で墓穴掘るみたいな。
今回の悪役カルテットは
天津敏さん、伊藤克さん、武藤英司さん、大木正司さん。
渋い。大木さんのヒゲだけは物凄く違和感あるけど。
小次郎の母親は幾野道子さんですな。
日本初のキスシーンの人ね。
ゲストは本阿弥周子、菅貫太郎、須賀不二夫、唐沢民賢など。
あらすじ
良く言えば好奇心旺盛、悪く言えば野次馬根性、
市井に暮らす人々を肌で感じたいとの名目で
賭場にやって来た我らが吉宗。
やり方がちーともわからず、
外に出てみると山田朝右衛門(栗塚旭)とばったり。
朝右衛門は賭場を開帳している加島屋仙造(唐沢民賢)の
妹・おしま(本阿弥周子)に慕われていた。
当然、仙造は「どうぞどうぞ」なんて言うはずがなく猛反対。
その仙造がある夜、正体不明の浪人に斬殺された。
付き添っていた伊之吉(古代一平)の証言で、
朝右衛門が下手人として疑われてしまい――という展開。
感想
朝右衛門のラブストーリー話。
ロミオとジュリエット変形版というか。
何にでも合うジャワティーみたいなもんですわな、
ロミオとジュリエットって。
本阿弥周子さんは時代劇が合うなあ。
『新五捕物帳』の「悲恋おんな坂」とか。あれ傑作だねえ。
悪役ツートップは菅貫太郎さんと須賀不二夫さん。
現代は悪役スターってホントいなくなりましたな。
堀田真三さんもいるなあ、まだ元気に活躍中。
時代劇とか刑事ドラマは悪役が多いけれど、
なぜだか2時間サスペンスになると刑事役の印象。
朝右衛門とおしまのドラマをもっと中心にすればなあって感じ。