デアゴスティーニから発売の全話シリーズ第74弾。
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ゲストは荒木道子、原口剛、東山明美、吉岡ひとみ、内藤杏子など。
あらすじ
ある夜、偶然殺人現場を目撃した
UFO好きの少年・雷太(荻野尋)。
検事の父親(原口剛)は忙しく母親(東山明美)は入院中、
祖母(荒木道子)は優しくないときた日にゃ、相談しようがない。
雷太は父親を訪ねてきた立花警部に話してみた。
宇宙人の似顔絵を描く雷太を信用しない立花だったが――という話。
感想
放送日は1979年8月18日。
真夏の夜らしいスリラーサスペンス。
目撃者の少年と同じぐらいの年齢だったけど、
確かにUFOは流行っていた気がする。
前年にピンクレディーの「UFO」がレコード大賞を獲り、
焼きそばUFOも出てたかな?
それでUFOという言葉自体が広まってたし。
口裂け女もブームでしたな。
吉岡さん&内藤さんのGメン常連も登場。
下着透けてんな~と思いながら。
ゲストは矢吹二朗、横森久、榊ひろみ、川合伸旺など。
あらすじ
リフレッシュ休暇(があったかどうかは知らんけど)
なんせ久々に故郷の長野県の山登ってみようか中屋刑事。
ところが行ってみると、
ゴルフ場やなんやらの建設ラッシュで山は変わり果てていた。
旧知の道先案内人・源造(横森久)を訪れた中屋は、
開発会社の社長の娘誘拐事件に巻き込まれることに――という話。
感想
ファイト!一発!とリポビタンDのCMを連想するぐらい、
山の中でのアクションシーンが連発される回。
今じゃなかなかこういう撮影自体ができんでしょうな。
バックにあるのは開発業者の横暴なのだが、
今だとメガソーラーが題材になるかなあ。
全国で禿山みたいなところあるもんねえ。
あれこそ自然破壊なんじゃないのと思うのだが。
一時の金で何百年も続く自然を台無しにするなんて
そのうちしっぺ返しが来そうな気がする。
中屋刑事の話の中ではいい方じゃないかねえ。
ラストシーンは余計な気がするけど。
違う終わり方があってもよかったのでは。
ゲストはジョニー大倉、沢井桃子、沢田勝美、小鹿番など。
あらすじ
凶悪犯罪に対抗するべく特殊部隊が編成され、
Gメンからは中屋刑事が参加し、率いるのは小田切警視。
とーぜん訓練だけで話が終わるわけがなく、凶悪犯罪が勃発する。
ラジオがうるさいと近所から苦情を受け、
北川清治(ジョニー大倉)・武(沢田勝美)の住む
アパートの部屋に注意に来た巡査がライフルで撃たれ死亡したのだ。
捜査にあたった立花警部らは
北川兄弟が銀行強盗を計画していたことを察知、
非常線を張り巡らせてこれ以上の犯罪拡大を防ごうとする。
しかし、追い詰められた北川兄弟はバスをジャック、
灼熱の河川敷でGメンVS北川兄弟の息詰まる攻防が始まった――という話。
感想
Gメン後期を代表する傑作エピソード。
クズとしか言いようのない兄弟のキャラが秀逸。
何をやっても上手くいかなければ社会のせい、
弟を自分で撃っても警察のせいにする兄。
盛大にぶち殺されてくれよこんな奴、
と思わせるのは実は結構難しかったりする。
ところどころに挿入される長渕剛『祈り』がまたなんとも。
なんやったっけ、「刑事マガジン」やったかなあ、
監督の山口和彦さんがこの回について語ってた覚えが。
内容忘れちゃったけど。
乗客が病人だらけという設定もいいですな。
確かに病院前行きってバスに出てるもんね。
後編も楽しみ。