時代劇「吉宗評判記 暴れん坊将軍」第31~33話を久々に観る

デアゴスティーニから発売の第11弾。

第31話「御狩場から消えた女」

ゲストは浜木綿子、栗塚旭、垂水悟郎、小鹿番など。

あらすじ

神田の「伊勢屋」と名の付く店から、
骨董品の銃を次々と奪う女盗賊が出没した。

女盗賊の正体は、
小金井御狩場の見張番・武市(田中弘史)の女房・お駒(浜木綿子)。

夫を殺され、息子・勘吉(羽田勉)をさらわれたばかりか、
吉宗が所持していたオランダ製の銃も奪われてしまい、
銃と勘吉の行方を追っての行動だった。

探索を進めるため、お駒は幼馴染のおさいに頼み、
料理屋「鯉乃屋」でお絹と名乗って働き始める。

ある日、鯉乃屋を忠相とお忍びで訪れた吉宗は、
出された野菜の煮つけの味からお絹とお駒と見抜いて――という話。


感想

メインゲストは浜木綿子さん。
子供の頃は名前の読み方がわからんかった。
「きめこ」「もめんこ」って変わってるな~みたいな。
「ゆうこ」だったのね。

浜木綿子さんといえば、『影同心Ⅱ』。
『鬼一法眼』では悪役で出てたような。
はたまた、作品は違うが有名な「ぶ~りぶり」もそうだったっけ。

栗塚さんの一色十郎太と助八が対峙するとことか、
終盤の殺陣のとことか、ところどころカメラワークが独特な感じ。

そういうのも、連続ドラマの楽しみですわね。

第32話「日本一の勝名乗り」

ゲストは深江章喜、千田孝之、剣持伴紀、新海百合子など。

あらすじ

ある夜、め組に辰五郎の友人で
因州藩お抱え力士の龍虎(龍虎)が訪ねてきた。

再会を喜ぶ辰五郎だが、どうも龍虎の様子がおかしいことに気づく。

一方、相撲大好き将軍の吉宗は、
楽しみにしていた御前相撲が突然中止になったことに疑いの念を持つ。

各藩のお抱え力士が揃って食中毒になったというが、
助八が調べたところ、そのような様子はない。

辰五郎を訪ねてめ組に立ち寄った吉宗が、
留守番中の龍虎と出会ったことから事件は意外な展開に――という話。


感想

新レギュラー・龍虎さん登場の回。
ここらあたりからはリアルタイムで記憶にあるかなあ。
エンディングの川の中で相手投げ飛ばしまくる姿は、
ものすごーくインパクトがありましたわな。

龍虎さんって親方時代(花駒だったっけ)、
前回ゲストの浜木綿子さん『影同心Ⅱ』にゲスト出演したことがある。

友人だったか、知り合いだったか、そんな縁で。
福本清三さんが、冒頭で龍虎ら二人の力士を襲うシーンで出てますな。

第33話「天下御免の大名じるこ」

ゲストは今福正雄、早川絵美、神田隆、浜田寅彦、永野達雄など。

あらすじ

参勤交代で江戸に向かっているはずの
赤石藩の年若い藩主・戸田伊勢守(小野寺嗣夫)の
到着が遅れていることを大目付・峰河内守(神田隆)が報告してきた。

急な発病とのことだが、
異変を察知した吉宗は助八とおそのに調査を命じる。

その頃、め組の近くに汁粉屋ができた。
店主は赤石藩士・石部鉄之進(今福正雄)。
娘・雪乃(早川絵美)と中間が手伝っている店は素人感満載。

しかし、龍虎が汁粉の作り方を教授したのをきっかけに、
め組の協力もあって店は繁盛。

鉄之進らが汁粉屋を開業した背景には、
参勤交代の費用を捻出するために苦悩する藩士たちの悲哀があった。

事情を知った吉宗は、名もなき忠臣たちをよそに
赤石藩を取り潰して立身出世を図ろうとする河内守と、
赤石藩江戸留守居役・飯島監物(永野達雄)に怒りの炎を燃やした――という話。


感想

年若き藩主を盛り立てようと奮闘する忠臣たちの姿が印象的。
今福正雄さんはこういうの抜群にハマるなあ。
現代劇だと、気弱そうな人で実は犯人って役もあったりする。

早川恵美さんはカゲスターですねえ。
そのイメージが強い。世代的にも。
いろんな特撮ヒーローものが今よりあった時代。

ありすぎて記憶がごちゃまぜになってたりもする。
今回の悪役は神田隆さん&永野達雄さんコンビ。
やっぱりなんちゅうか、重みがありますな。

最後のとこは、吉宗の正体がわかってるだけに
刀を渡す場面が効いてこない感じがする。
あのあたりは、もうちょい何かできるんじゃないかなあ。
まあ、わかってるのは鉄之進だけなんだけどね。

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