1981年刊行の長編ミステリ。
1982年にザ・サスペンスでテレビドラマ化。
主演は小野寺昭。山口果林、萬田久子、市毛良枝などが出演。
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あらすじ
41歳の総務課長・吉岡啓介。堅物で真面目な男。
妻と一人娘とともにそれなりに幸せな日々を過ごしていた。
ところが、そこに昔の同僚・小川れい子が現れる。
4年前に辞めた彼女は今は銀座のホステス。
かつて愛し合い、れい子は吉岡の子を堕ろしていた。
しかし、それは嘘でれい子は吉岡の子を産んでいたのだ。
過去の情事が吉岡の平凡な日常を破壊しようとしていた。
吉岡はれい子を殺し偽装工作を図るのだが――という話。
感想
ザ・オーソドックスといってもいいぐらいな心理サスペンスなのだが、
ラストの破壊力はなかなかのものと言えるような。
女は怖い。
欲をいえばそれまでどっかで絡んでいてもいいような。
ドラマは観てないからわからないけど
吉岡が小野寺昭、れい子が市毛良枝、れい子の友達・せつ子が萬田はん、
吉岡の妻・敏江が山口果林。
敏江の山口果林って想像つくなあ。
観る機会あったら終わり方を確認してみたいわねえ。