フリーライター Sakamoto Norio ブログ

刑事コロンボ22「第三の終章」を久々に観る

1974年製作のシリーズ第22弾。ゲストはまたまたジャック・キャシディ。探偵マイク・ハマーの生みの親、ミッキー・スピレーンも出ている。あらすじベストセラー作家のマロリー(ミッキー・スピレーン)。彼は売らんかな主義の編集者ライリー(ジャック・キャシディ)にたいがい嫌気がさしていた。ある日、マロリーは契約が切れるのを節目に自分の書きたいものが書きたいとライバル出版社に行こうとする。そんなことされたらた
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刑事コロンボ19「別れのワイン」を久々に観る

1973年製作のシリーズ第19弾。コロンボが犯人に一番同情を感じたエピソード。ラストシーンが心に残る名作として名高い。あらすじワイン工場経営者のエイドリアン(ドナルド・プレザンス)。腹違いの弟リックは金遣いの荒いプレイボーイ。親が残した財産を食いつぶしまくるリック。一方、エイドリアンも経営者としては優秀ではなく、ひたすらワインコレクターとしての趣味に金を使っていた。ある日、リックが4度目の結婚をす
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明智小五郎美女シリーズ6「妖精の美女」を久々に観る

1978年12月30日土曜ワイド劇場で放送。美女シリーズ第6弾。原作は「黄金仮面」。あらすじと感想最初から明智くんが眉間にしわを寄せ、カメラ目線で黄金仮面の話を長々と。無名時代の宅麻伸が犬連れて歩いてる。で、黄金仮面からの挑戦状が。格さん・伊吹吾郎のカタコトはわけわからん。そしてそれに使われるモロボシ・ダンはもっとわけわからん。さらに今回のヒロイン、かげろうお銀じゃない由美かおる。今と変わらぬ美人
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山本薩夫監督映画「牡丹灯籠」を久々に観る

1967年公開の大映京都映画。主演は「橘警部」はまだまだ先の本郷功次郎。他に赤座美代子、小川真由美、西村晃など。あらすじ季節は盆。灯籠流しの宵に旗本の三男坊、徳田新之助ではない新三郎(本郷功次郎)は吉原の遊女お露(赤座美代子)と知り合う。その夜、お露は下女のお米と新三郎の長屋へ。そこで新三郎はお露が武士の娘でありながら吉原に売られた不幸な身の上を知る。新三郎はお露に同情し、お米の頼みもあって契りを
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刑事コロンボ18「毒のある花」を久々に観る

1973年製作のシリーズ第18弾。ゲストはベラ・マイルズ、マーティン・シーン、ビンセント・プライスと結構豪華。あらすじ化粧品業界でトップの座を争う2社。その1つであるビューティー・マーク社の社長であるビベカ(ベラ・マイルズ)。開発チームが画期的なクリームを作ったことでデビッド(ビンセント・プライス)率いるライバル会社に勝てると喜ぶ。ところがどっこい、ライバル会社に潜り込ませているスパイ・シャーリー
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笹沢左保「東海道・無頼旅 地獄の辰シリーズ」を読む

初出は「小説宝石」1974年2月号から9回にわたり連載。その時は「地獄の辰・無頼控」で翌年「東海道・無頼旅 地獄の辰シリーズ」として出版。「地獄の辰 無残捕物控」の続編。あらすじ将来を誓った女・お玉と自分をこき使った同心・磯貝源之進に裏切られた男、人呼んで「地獄の辰」こと江戸・深川の岡っ引き・辰造。彼は十手を捨て、気ままな湯治場巡りをしていた。そこにかつての手下、留三郎と銀太が現れる。2人は御目付
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話題の傑作映画・上田慎一郎「カメラを止めるな!」を観る

池袋シネマ・ロサで鑑賞。入り口にはチケットを求め並んでる並んでる。内容は観て楽しんでいただくとしまして。噂には聞いていたが、まあ面白い。とにかく脚本が素晴らしい。見事。うまいなあじゃなく凄いなあの世界。いろいろな伏線が後半全て回収される。こういう見せ方ありか、と。構成力の勝利というか。逆にいえばこういう風にしないと伝わらないのかも。一言で言えば「ゾンビ映画製作現場を舞台にしたヒューマンコメディ」。
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刑事コロンボ40「殺しの序曲」を久々に観る

1977年製作のシリーズ第40弾。あらすじブラント(セオドア・バイケル)は学生時代からの友人であるバーディと設立した会計事務所で成功。知能指数の高い2人は世界中のトップ2%に入ることが入会の条件である頭のいい人の社交クラブ・シグマ会に属していた。クラブの会合の夜、ブラントはバーディを殺害し偽装工作。まんまと完全犯罪に成功したかに見えたがコロンボは疑問を抱く。ブラントが事務所の金を流用していた事実を
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ハードロマン・西村寿行「わが魂、久遠の闇に」を読む

1978年出版の作品。あらすじプロダイバーの出雲は旅行に出た愛する妻子の帰りを待ちわびていた。その頃、佐渡を飛び立ったセスナが行方不明に。セスナには銀行頭取を含め5人が乗っていた。妻子が遭難したセスナに同乗した可能性を疑った出雲は佐渡に向かう。奇跡的に遭難者全員が救出されたがその中に出雲の妻子の姿はなかった――。愛する妻と子はどこに消えたのか?同僚の中谷の協力もあって調べまわる出雲の身に殺し屋が襲
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永遠のヒューマンコメディ映画「ブラス!」を久々に観る

1996年製作のイギリス映画。感動のあまり、劇場に3回(4回だったかも)観に行った思い出の作品。あらすじ舞台は1992年のイギリス。石炭需要の低下によって鉱山閉鎖に揺れるヨークシャー地方の小さな街、グリムリー。炭鉱閉鎖反対を訴える垂れ幕やプラカードが立ち並び緊迫している街の誇りはグリムリー・コリアリー・バンド。炭鉱で働く男たちで結成され100年の伝統を持っている。リーダーで指揮者のダニー(ピート・
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