フリーライター Sakamoto Norio ブログ
1975年公開の東映映画。記念すべきトラック野郎シリーズ第1弾。あらすじ豪放無頼なトラック野郎の星桃次郎(菅原文太)。通称「一番星」と呼ばれる彼は、今日も相棒の「やもめのジョナサン」こと松下金造(愛川欽也)と街道をひた走る。九州から流れてきた男勝りのお京(夏純子)に惚れる桃次郎。しかし、惚れた相手になかなか自分の思いを打ち明けられない。挙句にはチンピラと乱闘し、警察に引っ張られる始末。そんなある日
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1982年公開の松竹映画。原作は宮本輝。監督は深作欣二。主演は真田広之、松坂慶子。当時の大阪ミナミの風景が堪能できる。あらすじ邦彦(真田広之)は道頓堀川に面している喫茶店「リバー」の二階に住んで夕方から働きながら昼間は芸大に通って絵を学んでいる大学生。ある日、道頓堀を見ながら絵を描いていると犬を追いかけてきたまち子(松坂慶子)と出会う。「リバー」のマスター、武内(山崎努)。彼は両親のいない邦彦の親
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1969年公開の東映映画。当時の風俗事情を捉えたドキュメント。ま、出てくるものと言えば学生運動に新宿の風景。若き日の唐十郎、フーテン族、ストリップ。ブルーフィルムから乱交パーティー。北海道から沖縄までまあいろんな映像が出てくる。当時、沖縄に渡るにはパスポートが必要な時代だっけ。まだ返還前ですからな。これも一つのエログロ路線といえばそうかも。美容整形の手術の様子が怖いのなんの。痛そうとかいう話ではな
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1969年公開の東映映画。原作は江戸川乱歩「パノラマ島奇譚」。とはいうものの、「孤島の鬼」など他の作品ミックスしまくり状態。とんでもなくわけわからん世界が炸裂する。あらすじ精神病院にいきなり監禁される医大生・人見(吉田輝雄)。なんで俺が監禁されなあかんねん!そう思いながら幻覚の中で聴いた子守唄を頼りに周囲のやつをぶち殺し脱走。そして公園で子守唄の女と出会う。彼女の名は初代(由美てる子)。お互い孤児
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1983年公開のアメリカ映画。監督はアラン・J・パクラ、主演はメリル・ストリーブとケビン・クライン。あらすじ時は第二次世界大戦終戦から2年後の1947年。作家になる夢を抱いてニューヨークを目指した一人の若者がいた。彼の名はスティンゴ(ピーター・マクニコル)。ブルックリンの安アパートに落ち着いた彼は、ソフィー(メリル・ストリーブ)とネイサン(ケビン・クライン)から夕食の招待を受ける。ところが、彼が目
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1969年公開の東映映画。阿部定本人が少しだけ出演している貴重な映画。タイトルは明治・大正・昭和でも大正時代の事件はない。さすがだ。あらすじ自分の妻がレイプされた上に殺害されてしまった男・村瀬(吉田輝雄)。彼は監察医務院の執刀医だった。なかなか犯人が捕まらないので、警視庁の事件簿を読めば何かヒントが見つかるかもしれないと考える。<東洋閣事件>昭和35年、温泉客相手に土産物屋を営んでいた絹枝。彼女は
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1979年出版の連作時代小説。「女囚お葉初仕事」「奥御殿無残絵」「女けもの道」「お葉流れ花」「黄金色の闇」「甲斐熊一件の始末」「かつがれた裸身」の計7編を収録。あらすじ牢屋敷見廻り与力、町村半次郎。誰からも怠け者と目され、とても真面目に務めているとはいえない人物。しかし、ひとたび妾同様のお酉の家に入ると表情が変わる。配下の同心、八木新助と熊野理右衛門を使い裏のありそうな事件をかぎつける。そして悪事
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1987年公開のアメリカ映画。主演は「ベスト・キッド」のダニエル役で人気だった、ラルフ・マッチオ。監督は「48時間」などヒット作連発だったウォルター・ヒル。あらすじユージン(ラルフ・マッチオ)は大学でクラシック音楽を専攻している。ところが彼は、ブルース音楽にめちゃくちゃ興味。抜群のギターテクニックを持つが、教授は才能あふれる彼を心配。ユージンにとっての憧れは伝説のブルースマン、ロバート・ジョンソン
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1995年出版の歴史小説。国士無双と謳われた天才武将・韓信の生涯を描いたもの。あらすじ項羽と劉邦の天下分け目の戦い。劉邦が勝利した要因の一つは天才武将・韓信がいたことだった。有名な「股くぐり」の屈辱に耐えなかなか評価されず不遇の時代を過ごしながら大将軍の座を得て戦場で一度も敗れることなく「国士無双」と謳われた。「彼がいなければ天下は取れなかった」と劉邦に言わしめた手腕。兵法の常識を破った「背水の陣
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1969年公開の東映映画。なんとGWに公開! 異常性愛路線絶好調。監督はもちろん石井輝男、演技人は毎度おなじみのメンバー。あらすじ借金が重なり、奉公にでた由美(片山由美子)。しかしそこは刺青をした女だらけの地獄のような売春宿だった。縛られるわ犯されるわ散々な目にあう由美。そんな由美を優しくいたわる女主人のお龍(藤本三重子)。ところがこのお龍が最悪の女でレズビアンでサディストというタチの悪さ。由美を
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