1978年に全3回で放送。
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あらすじと感想
最高視聴率が40%を超えたこともある
人気シリーズだったわけだが
なんちゅうてもその良さは原作の分量に合わせて
放送回数を変えてたことも1つの理由。
「悪魔の手毬唄」に至っては好評だったので放送回数が伸びたり。
さて、本作「真珠郎」だが原作では金田一は登場しない。
もともとこの作品は戦前に書かれたもので
探偵は探偵でも由利麟太郎が活躍する話。
ま、後の金田一作品の萌芽ともいえる作品なので
それはそれでいいかいなと。
で、お得意の怪奇ミステリ×本格推理が炸裂。
妖気漂う美少年「真珠郎」が殺しまくる。
首なし死体連発。
背後には倒錯した性の世界あり。
ドラマの花は大谷直子さん。ピッタリ。
巻き込まれる男、原田大二郎。
相変わらずオーバー、ハイテンション。
ちょっとしか出てこんでも存在感抜群、加藤嘉と藤原鎌足。
そして古谷金田一と長門日和警部の名コンビ。
結末は予想できても楽しめる、
ある意味サスペンスというのはそういうものだ。